1日、中国のポータルサイト・騰訊に、中国高速鉄道は本当に日本の新幹線を超えたのかについて分析する記事が掲載された。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は中国高速鉄道。

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2018年1月1日、中国のポータルサイト・騰訊に、中国高速鉄道は本当に日本の新幹線を超えたのかについて分析する記事が掲載された。

記事は、中国人の多くが中国高速鉄道は日本の新幹線を超えたと考えているが、必ずしもそうではないと指摘。総延長距離や、線路敷設の技術、世界最高の営業速度で日本を上回っているものの、まだ日本に及ばない三つの分野があると紹介した。

その一つが「車両」だ。中国の車両技術は日本よりずっと遅れており、動力分散方式の車両技術では日本は世界トップレベルだと記事は指摘。日本に追いつくためには進んだ総合的な材料工学と高い冶金技術が求められ、さらに乗客や環境を考慮した設計が必要で、中国はこの点が欠けているという。

次いで「運営組織力」だ。列車の発着、乗客が利用する際の便利さ、乗り換え、列車の連結や解放、ダイヤの過密性、列車が停車位置で停車する正確さ、時間の正確さにおいて新幹線が勝っていると伝えた。

最後は「災害時の対応と災害前後の運行効率」だ。日本では、地震などの災害発生時には自動停止機能が働き、悪天候時には自動コントロールシステムによって速度を制御することで、完全に運行停止することを避けるが、中国では災害発生時にはコントロールセンターの指示を受け、台風などの場合はあらかじめ運行停止してしまうため、日本より遅れていると指摘した。

これに対し、中国のネットユーザーから「大きなことを言う点では中国は完勝」「利益性をまったく考慮せず赤字運営という点では中国の勝利」などのコメントが寄せられた。

また、「日本は駅弁とサービスの面で中国に勝る」との指摘もあったが、「それでも中国高速鉄道の進歩は非常に速い」「中国は毎年春節に数億人を移動させることができるんだ。この運行能力は比べ物にならないだろ」との主張もあった。(翻訳・編集/山中)