ドン勝こと『PUBG』、未踏の同時プレーヤー数300万人を達成
正式版 1.0 の発売を迎えさらに快進撃を続けるサバイバルゲーム『PlayerUnknown's Battleground』(PUBG)が、PC版の同時プレーヤー数 300万人を記録しました。

PUBGは今年9月に同時接続プレーヤー数130万人に達し、PCゲーム配信プラットフォーム Steam 史上でもっとも同時プレーヤー数が多いゲームとなっていました。それまでの最高は、Dota 2 が2016年3月に記録した129万人。

自己記録を大幅に更新したばかりか、2位に2倍以上の差をつけ Steam上で唯一の同時300万人超ゲームとなります。PUBG は2017年3月に開発途上のアーリーアクセス版として発売されたPC用マルチプレーヤーサバイバルゲーム。広大なマップに最大100人のプレーヤーが徒手空拳で降り立ち、武器や装備や乗り物を現地調達しつつ、最後の一人または一隊になるまでお互いに撃ち合い出し抜きあうバトルロイヤル形式が最大の特徴です。

人気の理由にはさまざまな分析がありますが、膠着して退屈になりがちなバトルロイヤル形式をテンポよく手に汗握る展開にする仕掛けの数々(次第に狭くなる行動可能範囲、遠目に分かりプレーヤーが集まる補給物資投下等)、毎回何が起こるか分からないランダム性と、試行錯誤から小さな達成感が得られる戦略性のほどよいブレンド、何よりゲームプレイの実況や動画配信の時代にうまく乗ったことが売れ行きにつながったと考えられています。

クリエイティブ・ディレクター PlayerUnknown ことブレンダン・グリーン氏は30代なかばまでゲーム開発の経験がなく、「必修」といわれるような有名ゲームで遊んだこともなく(ゼルダもやったことないらしい)、ゲーム作りを仕事にするとは夢にも思わなかったと語る人物。

フリーランスのカメラマンやウェブデザイナーとして働きながら、当時暇つぶしに遊んでいたミリタリー系シューティングゲームの改造(MOD)に見よう見まねで手を出したことが、わずか数年でモンスター級のヒット作 PUBG につながりました。



ドン勝こと『PUBG』が発売半年で1000万本突破。未だ開発中のバトルロイヤルゲーム - Engadget 日本版 (2017年9月)
更新:ドン勝こと『PUBG』ついに正式サービス開始。9か月で2500万本販売のバトルロイヤルゲーム (2017年12月)

PC版の売上や同時接続数が次々と記録を更新する一方、今月には家庭用で時限独占と見られる Xbox One 版も開発中の有料ベータ扱いで発売を迎えています。マイクロソフトによると、Xbox One 版は発売から48時間で100万人以上がプレイしたとのこと。

Xbox One 版は最適化が進んでおらず、フレームレートの遅さやネットコードの不安定がまだまだ残る状態ですが、開発版らしく小刻みにパッチが投下されて改善が進んでいます。

ほかプラットフォームでの発売について公式な予定はありませんが、グリーン氏いわく、同時に多数のプラットフォームに手を出して新仕様の追加と最適化を多正面で展開するよりも、まずは Xbox One 版をPC版と同様に安定させ完成させることが先決。2018年には、コンシューマー版でさらなる展開が期待できるかもしれません。