太田光の生き方に学ぶ

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爆笑問題の太田光といえば、あたりかまわず暴れまわるお騒がせキャラとして知られています。その一方で、もともと映画監督志望なだけあり、いつか映画を撮るかとも期待される作家の一人です。エッセイや小説執筆もこなす文化人としての顔もあるでしょう。そんな太田光の来歴を知るにあたって最適な本が『太田光自伝』(小学館文庫)です。

1歳ずつの構成

本書はライターが聞き書きのスタイルで、1歳ごとに自分の来歴を語っています。漫画雑誌である『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)に連載されていた作品のため、コンパクトな読み物としてまとまっているのが面白いです。特に、友人が一人もいなかった高校生活の3年間、それの反動かはしゃぎまくった大学生活、さらに芸人デビューと、事務所独立騒動による挫折といった来歴が、同じ文量で語られています。通常はここで抑揚が付けられるものですが、ただ淡々と記されているのが、かえって爆笑問題太田光その人を冷静に見せてくれます。

生き方に学ぶ

本書では、その時の太田光の思考を垣間見ることができます。これからどう生きてゆけばいいのか、といった悩みを抱えている時に参考となる要素が多い本に仕上がっています。進路や夢などに悩む人にとってもおすすめの本です。