卵は卵でも、中に入っている卵白と卵黄では含まれている栄養成分が違います。実際に、お菓子作りをするときは卵を卵白と卵黄で分けて別々の使い方をしますよね?では、卵の卵白と卵黄にはどんな違いがあるのでしょうか?ここでは、卵白と卵黄に含まれている栄養成分を紹介しながらそれぞれの違いについて見ていきます。

卵白の方が低カロリーでタンパク質が豊富

卵白と卵黄でいけば、やはりカロリーは断然卵黄の方が高いです。イメージ通りですよね。ただし含まれているタンパク質は卵黄よりも卵白の方が多いです。…というのも、卵白が卵全体に対して占める割合は約3分の2。質量的には卵黄よりも多いことになりますから、卵白の方がタンパク質が多くて当然なのです。また、卵白はほとんどが水分で構成されていて、残りがタンパク質と、わずかにミネラルやビタミンです。もしもタンパク質の補給目的で卵を食べるのなら、卵白も一緒に食べるのがおすすめですね。

卵黄の方が脂質やミネラル、ビタミンが豊富

卵黄はお菓子の生地を作ったり、マヨネーズの材料としてよく使われています。卵白と比べると締める割合の少ない卵黄ですが、含まれている栄養素はこちらの方が豊富です。卵白には及びませんが卵黄にもタンパク質も含まれており、他にも脂質やミネラル、ビタミンADKも存在します。わずかながらビタミンB群も含まれていますから、幅広い面での栄養補給ができます。

実は「カラザ」にも栄養がたっぷり

卵の中に白い筋のようなものがありますよね?これは「カラザ」と呼ばれるもので、卵を使うときによく取り除かれています。ですがこのカラザにも栄養がたっぷり含まれています。カラザは卵黄を卵の中心部に固定する役割を果たしている、卵白の一部です。中にはミネラルやビタミンB群、シアル酸が含まれています。シアル酸とは、免疫力を高めてウイルスや細菌の感染を防ぐ働きを持った栄養成分のことです。インフルエンザの予防効果が期待できるとされているほどの有効成分ですから、できれば卵を使うときはカラザも捨てずに食べるのが良いです。

卵はどこも栄養たっぷり

卵は卵黄にも卵白にもたっぷりの栄養が含まれています。嫌われがちなカラザにだって有効成分が含まれていますから、できればどこも無駄にせず使ってしまいたいですね。卵黄or卵白だけを使うレシピもあるとは思いますが、使い残しがないようにいろんなレシピに活用してみてください。卵白ならメレンゲ、卵黄ならカスタードクリームなど…使い道はたくさんありますよ。


writer:さじや