アイドル評論家・北川昌弘(きたがわまさひろ)●美少女に関する執筆や取材活動を行う。著書に「山口百恵→AKB48ア・イ・ド・ル論」(宝島社)。ザテレビジョンドラマアカデミー賞審査員

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2018年にテレビや映画、ステージなどで輝く“超”注目タレントをジャンルごとに専門家が大予想する「2018年の“顔”大予想!」企画。続いては、ザテレビジョンドラマアカデミー賞審査員でもあるアイドル評論家・北川昌弘氏が、エンタメ界に新風を巻き起こす女優5名をピックアップ!!

【写真】北香那(きたかな)●1997年8月23日生まれ、東京都出身。A型。「バイプレイヤーズ―」ほか多数出演。「めざましテレビ」(フジ系)のイマドキガール

■ 松本穂香や森川葵ら役の振り幅に惹かれる

2017年は吉岡里帆さんの伸び方がすごかったですね。彼女は見た目まともなのに中身とんでもない、という役をやれるのがいい。こうした“吉岡さんパターン”に続く人が今後、出てくるんじゃないかと思っています。

そういうところでは、僕は「ひよっこ」(2017年NHK総合ほか)で“メガネっ娘キャラ”が話題になった松本穂香さんに注目しているんです。「ひよっこ」の後、立て続けに全く違うタイプの役をやっていて、そのギャップは衝撃的でした。僕は眼鏡萌えでもあり、女優さんで今、眼鏡をトレードマークにしている方がほとんどいないので、眼鏡をもっと掛けてほしいですね(笑)。

「先に生まれただけの僕」(2017年日本テレビ系)で眼鏡を掛けていた森川葵さんは、役で眼鏡を掛けていることが多い。もしかしたら意識して利用しているのかも。彼女はどの作品でも真面目に役作りをされていて、役によってかなり印象が変わります。難しい役をちゃんと演じてきているので、長い目で見れば、本格女優として伸びてくる可能性は大いにあります。

初見時からインパクト抜群だったのが北香那さん。ドラマ「バイプレイヤーズ〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜」(2017年テレビ東京系)で初めて彼女を知ったのですが、遠藤憲一さんや寺島進さんといった超大物俳優の方々を、(役の上で)転がしまくっていまして(笑)、本当にびっくりしました。12月までBSジャパンで放送されていた連続ドラマJ 浅田次郎「プリズンホテル」(2017年)での怪演も見事。2018年の“顔”としては“大穴”的な存在ですが、個人的に推したい、期待の女優さんです。

確実に注目を集めそうなのは、桜田ひよりさん。その人気が遠からず爆発するのは間違いないでしょう。2016 年に浜辺美波さんが注目を集めることとなったドラマ「咲‐Saki‐」(TBSほか)のシリーズ作品、「咲‐Saki‐阿知賀編 episode of side‐A」(TBSほか)の主演が、そのきっかけになりそう。こちらは映画も1/20(土)から公開になります。僕が思う彼女の魅力は、“とんでもない目に遭うかわいそうな女の子の役”が見事にはまるはかなげなところ。新参者シリーズの完結編となる映画「祈りの幕が下りる時」(2018年1/27土曜公開)では松嶋菜々子さんの役の子供時代を演じているのですが、彼女の演技は本当に泣けます。必見です。

AKB48出身の川栄李奈さんが女優として大活躍していますが、乃木坂46や欅坂46にも、女優としての伸びしろがあるメンバーが何人かいます。例えば、乃木坂46の西野七瀬さんは、2018年1/13(土)から放送のドラマ「電影少女」(テレビ東京系)で野村周平君とのW主演が控えています。グループは既に大ブレークしていますが、女優としてのもうひと飛躍があるかもしれません。(ザテレビジョン・取材・文=海老原誠二)