日本を訪れる中国人は近年、増加傾向にあるが、13億以上の人口を誇る中国には日本を訪れたことのない人のほうが圧倒的に多いのが現状だ。中国メディアの今日頭条は25日、まだ日本を訪れたことのない中国人に対して、「30年以内に絶対に訪れるよう」にと催促する記事を掲載し、その理由について紹介した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本を訪れる中国人は近年、増加傾向にあるが、13億以上の人口を誇る中国には日本を訪れたことのない人のほうが圧倒的に多いのが現状だ。中国メディアの今日頭条は25日、まだ日本を訪れたことのない中国人に対して、「30年以内に絶対に訪れるよう」にと催促する記事を掲載し、その理由について紹介した。

 政府の地震調査委員会は19日、北海道東部に巨大な津波をもたらすマグニチュード8.8規模の「超巨大地震」が今後30年以内に発生する可能性は7ー40%ほどと、非常に切迫した状況にあると発表した。

 記事は、地震調査委員会の報告を紹介したうえで、地震の専門家は北海道などの地域に対して巨大地震に対する備えておくよう呼びかけていることを紹介した。さらに、北海道などの美しい写真を紹介すると同時に2011年に発生した東日本大震災の被害も紹介。もし、日本で巨大地震が発生したら、美しい光景や魅力的な観光地が「遺跡」になってしまう可能性すらあるとし、日本を訪れたことがないのであれば、近代的だが自然も非常に美しい日本を「地震前」に1度は訪れておくべきであると結んでいる。

 記事が紹介している地震調査委員会の報告内容は間違っていない。観光客という立場から考えれば地震が起きる危険性が高まっている場所を訪れたいとは思わないだろう。記事の主張は危機を過度に煽っている感は否めないが、巨大地震が発生する可能性が高まっているにもかかわらず、訪日旅行を呼びかけるというのも無責任であろう。

 北海道は中国人にとって人気の旅行先の1つとなっているが、巨大地震が発生する可能性が高まっていることが訪日客の足取りに影響を及ぼさないこと、そして、巨大地震が実際に起きないことを願うばかりだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)