【第68回NHK紅白歌合戦、30日、リハーサル2日目、NHKホール】「夢を歌う」というテーマが掲げられた紅白。全体リハーサルでは、1962年の名曲「いつでも夢を」の合唱が、YOSHIKIのグランドピアノの伴奏のもとでおこなわれた。

 椅子に腰を掛けると、ピアノに立てる楽譜の位置を入念にする。軽い腕のストレッチをした後に、音合わせで何小節かピアノを弾いた。「音だしOKです!」のスタッフの声を聞き、サウンド、弾き応えも十分だったのか“Good”のジェスチャーをして微笑を浮かべていたのが印象的だ。

 その後、出演者の立ち位置などを確かめる数分間、真剣に楽譜を見直しながら何度も鍵盤の位置とポイント、運指と手のアクションを入念に確かめるYOSHIKIの姿があった。

 YOSHIKIが真剣に臨むリハーサルからは、今や世界的な音楽家となったYOSHIKIの「音楽と紅白歌合戦」「『夢を歌う』出演者」に対する真摯な姿勢が見られた。そしてYOSHIKIのピアノ演奏は、リハーサルながら“完璧”なものだった。

 そのYOSHIKIは5月に頸椎を手術。今回、ドラム演奏をおこなうか注目が集まっている。【平吉賢治】