バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

写真拡大

下部組織所属のムニョス君が、国際大会で3人抜きからゴールを奪取

 サッカーのスペイン1部バルセロナは、今季唯一無敗(14勝3分)をキープし、リーグ首位を快走している。そんな名門の下部組織に所属する若き逸材が、絶対的エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを彷彿させる圧巻のドリブルを披露。リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターが「これがメッシ・スタイルのプレー方法だ」と2人の“対比”動画を紹介すると、ファンからは「この少年は何者なんだ!?」と反響を呼んでいる。

 話題をさらったのは、バルセロナの下部組織「ラ・マシア」に在籍する12歳のクリストバル・ムニョス君だ。

 リーガ・エスパニョーラが主催するアンダーカテゴリー対象の国際トーナメント「ラ・リーガ・プロミストーナメント」に参加したムニョス君は、現地時間28日に行われた準々決勝ASローマ戦でクラブの“大先輩”を彷彿させるスーパープレーを見せた。

 2-0とリードを奪って迎えた前半20分、敵陣右サイドでボールと奪いドリブルを開始。まずはペナルティーアーク手前で左足のシュートに行くと見せかけ、左から右へと鋭く切り返して1人目をかわす。すると、進行方向に控えていたDFがすぐさまプレッシャーをかけに来た。次の瞬間、ムニョス君は右足裏でボールを左側へとコントロールし、そのまま左足で自らに“スルーパス”を敢行。両サイドから出てくる足をひらりとかわしてスペースに抜け出し、GKとの1対1も制して鮮やかにゴールネットを揺らした。

リーガ・エスパニョーラも注目「これがメッシ・スタイルのプレー方法だ」

 これに反応したのが、リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターだ。「これがメッシ・スタイルのプレー方法だ」と綴り、1本の動画を投稿。画面を上下に二分割し、下ではローマ戦のムニョス君、そして上ではメッシのプレーを取り上げている。

 比較対象となったのは、2016-17年シーズンのバルサ対エスパニョール戦(3-0)だった。後半22分、敵陣右サイド寄りでボールを受けたメッシは、左側から寄せてきた相手の股を抜いて1人目を突破。さらに前方と左側から止めに来た2選手を左、右とジグザグに切り返して置き去りにすると、4人目も鋭いフェイントで“無効化”し、最後は前後左右を囲まれながらフィニッシュに持ち込んだ。シュートはGK正面に飛び、防がれたものの、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスが押し込んでチーム3点目を奪った。

 抜いた人数や自らのゴールになったかの違いこそあれど、鮮やかなボールさばきとステップを融合させたドリブルは通ずるものがある。リーガ・エスパニョーラのツイッターには「この少年は何者なんだ!?」「彼の名前を教えてくれ。お気に入りの選手に追加しなければ」といった驚きの声が寄せられ、英サッカー専門サイト「Dugout」のツイッターは「バルセロナ下部組織のスターが、メッシ風ドリブルでゴールを記録。未来が輝かしい!」と報じた。

 ムニョス君は数多くいる“メッシ候補”から抜け出し、真の後継者の道を歩むことができるのか。12歳のサッカー人生には、今後も大きな注目が集まりそうだ。(THE ANSWER編集部)