サニブラウン・ハキーム【写真:Getty Images】

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今秋にフロリダ大進学…「東京五輪で日本の有名人になると予想されている」と報道

 今年8月に行われた陸上の世界選手権で同大会男子200メートルの史上最年少ファイナリストとなったサニブラウン・ハキーム(東京陸協)は、今秋に米フロリダ大へ進学した。異国の地で研鑽を積む18歳を、米専門メディアも「日本人スプリンターのハキーム・サニブラウンの話題に遅れるな」と注目している。

 ロンドンで行われた世界陸上、サニブラウンは200メートル準決勝で20秒43の2着となり、日本人では2003年パリ大会の末続慎吾以来となる決勝進出。ウサイン・ボルト(ジャマイカ)の18歳11か月を更新する18歳5か月で、世界最年少ファイナリストとなったことでも世界から脚光を浴びた。

 かねてから決まっていた米フロリダ大に今秋進学したサニブラウンを、米高校陸上メディア「マイルスプリットUSA」が特集を組んだ。「フロリダ・ゲイターズの新1年生で、日本人スプリンターのハキーム・サニブラウンの話題に遅れるな」と見出しを打った記事では、ガーナ人の父と日本人の母を両親に持つバックグラウンドや、2015年の世界ユース選手権で100メートルと200メートルの二冠を達成したことに触れながら、3年後の大舞台を見据えた展望を行っている。

「フロリダ大の大学通りの歩道で『ハキーム・サニブラウンとは誰か?』と10人を引きとめて尋ねても、正しい答えはなく、ポカンとした顔で見つめられることだろう。もし東京の路地で同じことをしたら、ある者は奇妙な視線をあなたに向けるだろう。しかし、2020年に東京で行われるオリンピックで、サニブラウンは日本の有名人になると予想されている」

「日本の最も有望なアスリートの1人」として成長曲線を描けるか

 サニブラウンはスプリンターとして、米国ではまだ名が知れ渡っていないという。“無名の存在”にスポットを当てるのは異例とも言えるが、記事では東京五輪で日本の注目選手となっているだろうと予想。さらに、「2020年東京オリンピックで日本の最も有望なアスリートの1人」とも言及している。

 2017年の日本陸上界では男子100メートルで日本人初の9秒台(9.98)をマークした桐生祥秀が話題を呼んだが、来たる2018年、無限の可能性を秘めたサニブラウンはどのような成長曲線を描くのか。その期待は日に日に大きくなっていくことだろう。(THE ANSWER編集部)