Photo: ささきたかし(ギズモード・ジャパン)

ち、ちっそくする…。

2017年もあっという間でした。なぜあっという間だったのか、それはコンテンツの消費度が加速したからです。仕事から帰って即Netflix的な毎日を送るが故に、凄まじい速度で1年が経過…。

そんな僕の末路は、2017年に購入したものにもありありと現れていました。今回はそれらをいくつかご紹介します。一部をのぞいて、さまざまな形でコンテンツに塗れていました。

Apple TV

Photo: K.Yoshioka(ギズモード・ジャパン)

今年はコンテンツに飲み込まれた年でした。いまの僕は、Netflix、Hulu、Amazon Prime ビデオに入会するコンテンツ魔神です。その原因はずばり、「Apple TV」でしょう。

いろいろなサブスクリプションサービスが登場してきて、スマホだったり、タブレットでコンテンツを見ることに関しては満足はしていたんです。しかしテレビで見るとなると、そこまでスマートではありませんでした。自分が持っていたFire TV StickやChrome Castは、どうしても動作が遅くてもっさりしてしまうんですよね。またこういったデバイスは常時オンにしないといけないんですが、かなり熱を持ってしまうので壊れないか不安だったり…。

そんなストレスに晒されていたんです。僕のイメージとしては、昔家でつないでいたケーブルテレビと同じような感覚で見たかったんですよね。地上波では見られないコンテンツを、テレビをつけてすぐ気を張らずにみれる。それを実現してくれたのがApple TVでした。

Apple TVは、付属のリモコンを押すと同時にテレビの電源がつき、Apple TVの画面を映してくれます。そしてリモコンからApple TVをスリープ状態にすると、一緒にテレビの電源も切れます。さらに、もう一度つけたときはちゃんとスリープ時に消したアプリの画面から始まります。たとえばAbema TVを見ながらスリープにしたら、電源をつけた瞬間からまた番組を見ることができるんです。もうここまでできればテレビと同じですよね。

あとはとにかくサクサク。Apple製品だけあって、動作のストレスがないんです。これだけのピースが揃えば、コンテンツに対するハードルもグッと下がります。 そうしてコンテンツ魔神が出来上がるというわけです。

Transcend JetFlash 890

Photo: K.Yoshioka(ギズモード・ジャパン)

さっそくコンテンツに関係ないものが出てきましたけど、お許しください。

2016年の末にMacbook Proを購入しました。すでにお持ちの皆さんならわかると思うのですが、昨年から登場したMacbook Proのモデルには端子がUSB-Cしか搭載されていません。これ、使ってみたらわかりますけど、やっぱり不便です。たとえば会社とかでUSBを使ってデータのやり取りをする時に、新しいMacbook Proだと端子の問題でスムーズにいきません。Mac同士ならAir Dropを使えますけど、相手がWindowsとかになるとやはりめんどくさい。

そんなときに見つけたのが「Transcend JetFlash 890(USB Type-C to USB 3.1 Gen 1)」。こいつにはなんとUSB Type-CとUSB 3.1 Gen 1の端子が両側に搭載されているんです。それでいて16GBという大容量。USB Type-Aの端子とのやり取りはとにかく便利です。USB Type-Cはハブもたくさん売ってるので、それを使ってもいいんですけど、なるべく挟むものは少ないほうがいいじゃないですか。そうなるとこれ一択です。小さすぎて無くさないかだけが不安。この世はどれだけストレスを無くせるか、だなとつくづく思いました。

スカイネット 1/1 エイリアン フェイスハガー

Photo: K.Yoshioka(ギズモード・ジャパン)

最初に言っておくと、僕はエイリアンが大好きです。それも踏まえて、今年は映画『エイリアン:コヴェナント』が公開されました。本作は『プロメテウス』の続編で、エイリアンの誕生について描く作品でしたが、ファンからすればもう公開が楽しみで楽しみで仕方がありませんでした。

そんな気持ちの高まりと呼応するように、ヤフオクで「フェイスハガー フィギュア」と検索して落札したのが「スカイネット 1/1 エイリアン フェイスハガー」。『エイリアン』シリーズおなじみ、顔にくっついて卵を産み付けるファイスハガーのレプリカです。

お値段は5,000円でしたが、素晴らしい造形です。サイズは1/1なので、迫力も十分。やっぱり家に1匹いるだけで、だいぶ賑やかになりますね。子供の頃に映画『エイリアン』を見たときはフェイスハガーやお腹から出てくるエイリアンがトラウマになりましたが、毎日一緒にいると愛着が湧いてくるから不思議です。夜な夜な一人で顔に乗っけてます。

ルサンチマン / 花沢健吾(漫画)

Photo: K.Yoshioka(ギズモード・ジャパン)

いまさらこれ?なんて言う人もいるかもしれません。それもその通りかも、もっと早く読んでおくべきでした。

こちらは『アイ・アム・ア・ヒーロー』や『ボーイズ・オン・ザ・ラン』といった漫画で知られる漫画家、花沢健吾さんのデビュー作品『ルサンチマン』。これ、2004年に発表された作品なんですけど、内容ががっつりVRの話なんです。簡単に説明すると、「現実世界でモテない男が、VRソフトで出会った仮想世界の女の子に恋をし、真実の愛を求める」という内容。仮想世界も女の子たちには高度な人工知能が組み込まれてて、人間と同じように自然にコミュニケーションできるんです。

あんまり内容を言うとネタバレになってしまうので控えますが、こんな時代もうすぐやってくるんじゃない?と、かなりリアルに感じました。もちろん現実はまだ程遠いですが、昨年はVRが大盛り上がりして女子高生の家庭教師になれる『サマー・レッスン』とか出ましたよね。そして今年には音声アシスタントが日本で元年的に出てきて、多くの人が人工知能に夢をみています。

この2つがさらに発展した先にあるのが、まさに『ルサンチマン』の世界なんです。2004年の作品ですが、今読むからこそ、妙な現実味、既視感があいまって、気持ちが入ってしまいました。

作中に出てくる「現実を直視しろ。おれ達にはもう仮想現実しかないんだ」というセリフ、なんだか他人事には思えませんでした…。

でも本作を読むとわかりますが、もはや現実とか仮想現実とか関係ないんですよね。一番重要なのは大切な人のために、どれだけ全力になれるか。

ギズモード・ジャパンでは、SF映画のような未来を夢見ています。でもどれだけテクノロジーが発展しても、本質的に大切なのは人間がどうあるべきか、なんだなと思いましたとさ。



Photo: ささきたかし, K.Yoshioka

(K.Yoshioka)