ジョコビッチではなくマレーが怪我明けの試合に出場、調整はまだまだか

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2018年のATP(男子プロテニス協会)ツアーの初戦を前に、UAEのアブダビで行われるエキシビジョンマッチである「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」で、アンディ・マレー(イギリス)が29日、コートに帰ってきた。試合を予定していたノバク・ジョコビッチ(セルビア)の棄権に対して、急遽出場した格好だ。

「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」は12月28日から30日に開催される予定で、今回で10度目の開催となる。「ホップマン・カップ」と並んで、ツアーの大会開始前に開催される大会の一つとして、注目を集めている。

今大会には、現在ランキングで5位につけるドミニク・ティーム(オーストリア)らが出場。

かねてから出場を予定していたスタン・ワウリンカ(スイス)やミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が怪我を理由に出場を辞退した代わりに、2017年の「全米オープン」でファイナリストになったケビン・アンダーソン(南アフリカ)や若手の注目株であるアンドレイ・ルブレフ(ロシア)らが、代わりに試合に臨んできた。

マレーも臀部の怪我を理由に、2017年シーズンは早々にツアーを離脱していた経緯がある。

今回、元世界ナンバーワンで右肘の故障でツアーを離脱していたノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、右肘の怪我でツアーを離脱してから久しぶりの試合になる予定で、準決勝で、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦する予定だった。同選手は棄権により、復帰戦を先延ばしにした形だ。

一方で、マレーはバウティスタ アグートとの、1セットマッチを披露。ただ、試合を戦うには調整不足の様子で、フットワーク、サーブなどまだまだ力強さに欠ける場面が目立った。

特に序盤では、ラリーで左右にふられた際にはほとんど反応できなかっただけではなく、マレーの特徴の一つでもある安定感のあるバックハンドでのラリーも多くは見られず、結局、マレーは2-6のカウントで試合を終えた。

現在、マレーは、2018年シーズンの初戦として「ブリスベン国際」への出場を予定している。

バウティスタ アグートは30日に「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」の決勝戦に臨む予定。対戦相手となるのは、1回戦でパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)に、2回戦でドミニク・ティーム(オーストリア)に勝利した、2017年の「全米オープン」でファイナリストでもあるケビン・アンダーソン(南アフリカ)だ。

決勝戦は30日の午後7時以降(現地時間)に行われる予定だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」でプレーするマレー
(Photo by Tom Dulat/Getty Images)