モリッツ・シュトッペルカンプ【写真:Getty Images】

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ブンデスリーガで生まれた過去5年のロングシュート弾飛距離トップ5は…

 2017年もサッカー界では様々なゴールが生まれた。衛星放送「ビーイン・スポーツ」は、ドイツのブンデスリーガ過去5年に絞り、ロングシュート弾の距離トップ5を特集し、動画付きで紹介。「どれがお好き?」とファンに問いかけ、「偉大な才能」などと登場した選手への称賛が寄せられている。

 飛距離トップ5の“先鋒”を飾ったのは、昨季まで「ブンデス最強フリーキッカー」として恐れられたトルコ代表MFハカン・チャルハノール(現ACミラン)だ。ハンブルガーSV所属時代の2013-14年シーズン、ドルトムント戦(3-0)でセンターサークル付近での直接FKを得ると、助走をしっかり取って右足を一閃。ボールは空中で大きく揺れながら浮き上がると、ゴール前で左側にカーブを描くように落ち、そのままネットに突き刺さった。動画では、その距離「41メートル」と紹介されている。

 4位は、今季の中からホッフェンハイムのドイツ代表FWセルジュ・ニャブリ。12月2日のRBライプツィヒ戦(4-0)の後半17分、センターサークル内で後方から縦パスを受けた22歳のストライカーは、一瞬顔を上げて相手GKの位置を確認すると迷わずシュートを選択した。「43.5メートル」の距離から放たれた一撃は、ループシュート気味に弧を描き、懸命に食らい付くGKの手のわずか上を通過し、ゴールを陥れた。

 続いたのは、元ベネズエラ代表MFフアン・アランゴ(現ニューヨーク・コスモス)の「44m」だった。ボルシアMGに所属していた2012-13年シーズン、マインツ戦(2-0)で飛び出した相手GKのクリアボールにいち早く寄せると、スリップしながらシュート。猛スピードではなかったが、ゴール前はガラ空きだったことも手伝って、“44メートル弾”が誕生した。

シュトッペルカンプが自陣から放った一撃は82mを突き抜けて相手ゴールへ

 2位は唯一のオウンゴールから選出。2014-15年シーズンのドルトムント-ボルシアMG戦、ドイツ代表MFクリストフ・クラマーは最終ラインからのパスを受けようと、センターサークル付近まで下がってきた。背後からの相手のプレッシャーに焦ったのか、そのままダイレクトで後方に戻したボールは大きく浮いてしまい、GKのはるか上を通過。「44.5メートル」の超ロングオウンゴールとなってしまい、クラマーは頭を抱えて悔しがった。

 そして、栄えある1位は2014-15年シーズンからMFモリッツ・シュトッペルカンプ(現MSVデュースブルク)が輝いた。当時ドイツ1部に所属していたパーダーボルンとハノーファー戦、0-1と1点ビハインドで後半アディショナルタイムを迎えたハノーファーは、GKも上げて全員攻撃を仕掛けていた。シュトッペルカンプはその隙を突き、自陣のペナルティーアーク付近でこぼれ球を胸トラップすると、反転しながら豪快にシュート。ボールは一気に加速してハノーファーゴールへと向かい、最後は追いかける敵から逃げるようにコロコロと転がってネットに吸い込まれた。その距離は驚愕の「82メートル」。対戦相手のハノーファーには、日本代表DF酒井宏樹(現マルセイユ)、MF清武弘嗣(セレッソ大阪)が所属していたことでも印象深い一撃となった。

 動画を紹介した衛星放送「ビーイン・スポーツ」の公式ツイッターには、「偉大な才能チャルハノール」「偉大なるアランゴ!」「シュトッペルカンプのゴールが好きだな」といったファンが思い思いのコメントを寄せていた。

 2018年はどのような素晴らしいゴールが生まれるのか、大きな楽しみになりそうだ。(THE ANSWER編集部)