三浦大知が語る、2017年の躍進とパフォーマンスへの情熱 「チームでモノ作りをすることが好き」

写真拡大

 三浦大知が、12月30日に放送される『第59回 輝く!日本レコード大賞』(TBS系)に出演する。三浦は1月18日にリリースされた21thシングル『EXCITE』にて優秀作品賞を受賞。同曲は『仮面ライダーエグゼイド』(テレビ朝日系)の主題歌で、子どもから大人まで多くの人々に親しまれた。疾走感のあるダンスナンバーであり、ライブ中に披露される激しいダンスにも注目が集まっている。

参考:三浦大知はエンターテイナーとして新たな一歩を踏み出した ゆず「タッタ」コラボへの期待

 2017年も6thアルバム『HIT』のリリースをはじめ、多種多様なアーティストとのコラボレーションなど、話題に事欠かなかった三浦大知。リアルサウンドでは、同放送に先駆けて三浦にインタビュー。優秀作品賞を受賞した心境や2017年の活動を振り返っての印象、そして2018年の抱負を聞いた。(編集部)

ーー優秀作品賞を受賞した感想は?

三浦大知(以下、三浦):僕の中では“作品賞”を取れたことが、すごく大きな意味を持っています。三浦大知という名前で活動していますが、ダンサーやトラックメイカー、作詞家といったスタッフと共に、ずっとチームとして活動を積み重ねてきました。今回いただいた作品賞はアーティスト単体ではなく作品に対しての賞だと思うので、チームとしてもらえたことが嬉しいです。また「EXCITE」で賞をいただけたのも、僕らのことをずっとサポートしてくださっている方々が、日々この曲を聴いて大きく育ててくれたおかげです。そういう意味でも、個人ではなくチームとしての受賞だと思っています。

ーーチームとしてもらえたことに意味があるんですね。

三浦:何をするにしてもひとりじゃない、という考えは根底に持っています。もちろん、ゼロからイチのアイデアを出す時など、ひとりで考えなければいけないこともあると思います。でも、そのイチを無限に大きくしていく作業はひとりではできません。これまでの活動も、みんなで意見を交換しながら積み重ねてきました。でも、僕としては単純にチームでモノ作りをすることが好きなんですよね。

ーー「EXCITE」は自身のディスコグラフィーの中でどういう位置付けですか?

三浦:僕の音楽人生においても、大きな意味を持つ1曲になったと思います。リアルタイムではないですが、僕も子どもの頃に『仮面ライダー』の主題歌で歌ったり踊ったりしていて、それを見た母親がダンススクールに通わせてくれたんです。ダンスを始めるきっかけになったのは、マイケル・ジャクソンより先に『仮面ライダー』でした。『仮面ライダー』は幅広い世代に愛されている作品なので、自分の楽曲もその一部として受け入れてもらえて、さらにみんなで歌ったり聴いたりしてもらえているのは本当に嬉しいです。

ーー三浦大知さんのステージにはいつも驚かされますが、パフォーマンスをする上で意識していることは?

三浦:最近、(パフォーマンスを)なんでそんなに変えるんですか? って聞かれることが多いんですよ(笑)。でも、僕としてはそっちの方が楽しいからという理由しかないんです。今まで積み重ねてきた経験をパズルみたいに組み立てて、その場でしかできないスペシャルな形を模索するというか。テレビ番組の場合は、出演の順番や曲の尺の長さ、番組のテーマなどを把握した上で、自分たちのパートだけでなく全体を意識して構成するようにしています。海外で活動しているダンサーも多く、毎回同じメンバーが集まれるのかもわからないので、その時の条件に対してベストなパフォーマンスをみんなで考えています。

ーー音楽番組では、コラボの機会なども増えましたね。

三浦:先日もゆずさんとコラボさせていただきましたが、長年歌ってきたふたりのハーモニーが“ゆずの声”として完成しているので、その中に入れてもられるのはすごく贅沢な経験でした。毎回、自分がいろんな方々のパワーを吸収していくように、影響を受けながら楽しくコラボしています。

ーーコラボに積極的な理由もそこにあるのですか?

三浦:誰かから影響を受けるのが好きなんです。共演でその人の中に入った時、自分がどんな風になるのかなって……毎回その感覚を楽しんでいます。逆に相手側としても、三浦大知と共演したから自分のこんな部分が出てきた、みたいにお互いに相互作用が生まれたらいいなと思っています。

ーー2017年は飛躍の年だったと思いますが、中でも印象深いものはありましたか?

三浦:2017年はいろんな人との出会いがたくさんあって、その繋がりや縁が広まった1年でした。『仮面ライダー エグゼイド』をはじめ、MIYAVIさんとのコラボやドリカム(DREAMS COME TRUE)さんに楽曲を提供していただいたこと。『めちゃ×2イケてるッ!』でナイナイ(ナインティナイン)の岡村(隆)さんと共演したことなど、この中からひとつには絞れませんが、すべてがポイントになっていると思います。

ーーより幅広く三浦さんの存在感が認知されたように思います。

三浦:テレビにもたくさん出演させていただいたので、そういう意味では広まっているのかもしれません。三浦大知チームとして盛り上がっていければと思っていたので、その状態を変えることなくフォーカスしてもらって、そこから僕たちの活動を知ってもらえる機会が増えたのはすごくありがたいことです。今までの行ってきたことは間違いじゃなかった、という自信にも繋がりました。そういう変わらない部分を大事にしつつ、これからも楽しみながら活動していきたいです。

ーー2018年はどんな年になりそうですか?

三浦:2018年は1月の大阪城ホールライブから始まって、2月の日本武道館2DAYSライブ、3月にベストアルバム『BEST』をリリースします。そのどれもが僕にとって初めての経験なので、2018年も自然と新しいチャレンジをしていく年になるだろう、と。来年も引き続き、楽しみながら自分のやりたいことにトライし続けていきたいです。(泉夏音)