29日、環球時報は、シンガポールで今年に入って中国の警察官をかたった詐欺事件が頻発しているとする、シンガポールメディアの報道を伝えた。資料写真。

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2017年12月29日、環球時報は、シンガポールで今年に入って中国の警察官をかたった詐欺事件が頻発しているとする、シンガポールメディアの報道を伝えた。

シンガポール紙・聯合早報は28日、シンガポール警察当局が今年1月から11月までの間に少なくとも158件の中国の警察官などをかたった詐欺案件の通報を受け、被害総額は1200万シンガポールドル(約10億1200万円)に上るとした。

詐欺案件は、中国で多発している電話やメールを用いた振り込め詐欺に似た手口だという。記事は「中国の公安関係者あるいは国際警察官と偽って被害者に電話をかけ、被害者に対して『あなたは法に違反したので指示に従って調査に協力しなさい』と言う。そして、被害者にネット銀行情報やワンタイムパスワードを提供するよう求め、偽のシンガポール警察や中国公安当局のサイトに情報を入力させる。被害者の写真が付いた逮捕状を見せて信じ込ませることさえしていた」と伝えている。

シンガポール警察は28日、見知らぬ番号の電話の話を信じないよう求めるとともに、政府機関が電話を通じて支払いや銀行口座情報の提供を求めるようなことはないと市民に対して呼び掛けた。(翻訳・編集/川尻)