激動の日米朝…東アジアに迫る危機とは『報道の日』今年も6時間半生放送

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毎年恒例の年末報道番組『報道の日2017』(TBS系)が、12月30日(土)11時より6時間半にわたって生放送される。

今年で7回目の放送となる同番組。昨年に引き続き、司会に関口宏と雨宮塔子、ゲストに恵俊彰とホラン千秋、アシスタントに皆川玲奈TBSアナウンサーを迎える。今回は、北朝鮮とアメリカ、そして日本に注目する。

今年最も世界を賑わせたニュースの一つが、北朝鮮情勢だ。金正恩党委員長は、アメリカ全土を射程に収めるICBMの発射実験に成功したと発表。一方、アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮の脅威が増すことに真っ向から反発し、核・ミサイルを放棄するよう圧力を強めた。東アジアは今、まさに一触即発の状況なのだ。

番組では、なぜ東アジアがここまで混迷を深めることになったのかを検証。太平洋戦争の終戦により、アメリカ軍、ソ連軍が朝鮮半島に進駐してきた頃から歴史を掘り返し、以来この地で起きたさまざまな出来事を徹底的に洗い直すことで、今の朝鮮半島の危機、そして未来を考えていく。

さらにスタジオには、番組名物・階段状の“時系列セット”が登場。1945年以降の「東アジアの危機」がひと目で分かる仕組みとなっている。詳しい放送内容は以下の通り。

■1968年 プエブロ号事件
〜朝鮮戦争後、初めて北朝鮮とアメリカが一触即発の事態に!
朝鮮半島沖を進んでいたアメリカの船舶「プエブロ号」が北朝鮮軍に拿捕された。乗組員1人が死亡、拘束された82人が拷問を受ける事態に。乗組員の解放を求めたアメリカは、空母5隻、戦闘機300機を北朝鮮に派遣、一触即発の事態に!

■1970年 よど号 ハイジャック事件
〜戦後初、日本人パイロットが北朝鮮へ。その緊迫感を記した手記をテレビ初公開!
羽田発福岡行きの日航機「よど号」がジャックされた。ハイジャック犯は平壌行きを要求。石田機長は平壌到着までコックピット内で緊迫の5日間を過ごすことに。その時の生々しい様子を克明に記した手記をテレビ初公開。また「よど号」を巡る国連と北朝鮮の緊迫した交渉も明らかに。

■1976年 板門店米兵殺害事件(ポプラ事件)
〜今年、兵士脱走で注目された板門店。そこで米兵が殺害される事件が起きていた!
1976年の板門店。当時、敷地内には軍事境界線がなく、北朝鮮軍と国連軍が混在して警備に当たっていた。そんな板門店で、たった1本のポプラの木を巡り、国連軍(アメリカ兵)2人が北朝鮮軍によって殺害された。一気に高まる緊張。アメリカがとった行動とは?

■1994年 第一次核危機
〜北朝鮮が核を!? “世界の警察”アメリカが動く! 譲らぬ北朝鮮 戦争寸前の事態に
北朝鮮で核兵器の原料となるプルトニウム抽出の疑いが発覚する。アメリカは北朝鮮に対し査察の受け入れを迫るが、北朝鮮は応じない。米韓合同軍事演習で圧力を強めるアメリカに対し、北朝鮮は矛先を韓国に向け「ソウルが火の海になる」と危機を煽る。真剣に軍事行動オプションの検討に入るアメリカ政府。そのとき一人の男が動いた。

■2002年 日朝首脳会談
〜小泉総理の訪朝。実はアメリカで、この計画をつぶそうという動きがあった!
拉致問題の解決に向けて、密かに北朝鮮と交渉を続ける日本政府。小泉総理が訪朝したことで、拉致被害者5人が帰国することになったことは記憶に新しい。しかし、当時アメリカでは、小泉総理訪朝計画をつぶす計画があったという。その理由とは?

■2010年 延坪島砲撃事件
〜朝鮮戦争後、はじめて韓国領土への砲撃。民間人に死者が出る事態に
ソウルから西へ約120キロに位置する延坪島。ある日、突然北朝鮮からの砲撃を受け、民間人2人を含む4人が死亡した。いざ戦争になると、まず最初に狙われるといわれるこの島を緊急取材。そこには、北朝鮮と隣り合わせの緊迫感が漂っていた。

■そして、いま……
今年1月、第45代アメリカ合衆国大統領にトランプ氏が就任。一方、北朝鮮は金正恩党委員長が、アメリカ全土を射程に収めるICBMの発射実験に成功したと発表した。以来、軍事行動をちらつかせるアメリカと威嚇の応酬が続いている。来年は建国70年を迎える北朝鮮。一体どこへ向かうのか?