ポルシェ、伝説的なル・マン参戦マシンのカラーリングを施した5台の「マカン」を公開

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ポルシェの歴史には、非常に印象深い沢山のレースカーがある。初期の空冷エンジンを搭載したモデルから、最近の「919ハイブリッド」に至るまで、サーキットを駆けたほぼ全てのポルシェは、何らかの形で我々の記憶に残っている。それらの中でも特に印象的なモデルを選び、ポルシェは5台の「マカン」にクラシックなレースカーのカラーリングを施した。
ポルシェのパフォーマンスカーと聞いてマカンを真っ先に思い浮かべる人は少ないかもしれないが、このコンパクト・クロスオーバーは同カテゴリの中では傑出した性能を持つ。今回製作された5台のカラーリングは、それぞれ過去のル・マン24時間レースに参戦したマシンに倣ったものだ(ポルシェはル・マンで最も多く優勝しているメーカーであることを思い出していただきたい)。特別な5台のマカンはシンガポールに持ち込まれ、同国の象徴的なスポットで写真に収められている。


白(または銀)に赤、水色・紺色のマルティーニ・ストライプは、ポルシェで最もアイコン的なカラーリングかもしれない。ル・マンに参戦した「917」をはじめ、数多くのラリーカーやツーリングカーにも採用されている。シンプルかつクリーンで、常にモータースポーツを連想させる。ポルシェは1968年にマルティーニ・エ・ロッシとのパートナーシップを開始した。(撮影地:ホランドビレッジ)


1982年のル・マンで1位から3位まで独占した「956」が纏っていたのは、ロスマンズのタバコのパッケージを模したカラーリングだった。前掲のマルティーニ・カラーとは異なり、このマカンには社名のロゴが見当たらない。タバコの広告は大部分の地域で禁じられているからだが、ロゴがなくても配色を見るだけですぐにそれと分かる。(撮影地:アルメニアンストリート)


この華やかなマカンは、ピンク・ピッグと呼ばれるカラーリングだ。917のショートテールとロングテールを組み合わせた実験的なワンオフモデル「917/20」に与えられたもので、同車は1971年のル・マンに出場した。そのワイドで丸みを帯びたボディが豚みたいだと言われたため、ポルシェはこれを鮮やかなピンク色で塗り、しかも豚肉の部位の区切りを示すラインまで車体に描いた。(撮影地:チャイナタウン)


赤と白のカラーリングは、ポルシェがこれまでに成し遂げた19回のル・マン総合優勝のうち、1970年に最初の1勝目を挙げたザルツブルグ・チームの「917 KH」がモチーフだ。(撮影地:アンシャンヒル)


ガルフ・オイルの水色とオレンジ色を組み合わせたカラーリングは、モータースポーツの歴史でマルティーニ・レーシングと双璧を成す偉大なデザインだ。1970年と1971年にル・マンでポルシェを走らせたジョン・ワイヤのチームが、それまでのフォードからスポンサーと共に乗り換えたことで、このカラーをまとったポルシェが誕生したわけだが、何といっても印象深いのは映画『栄光のル・マン』でスティーブ・マックイーンが乗った917だろう。(撮影地:ハジレーン)

By REESE COUNTS
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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