アーシング(Earthing)またはグラウンディング(Grounding)と呼ばれている体内に溜まった電子をハダシで地面に触れることで抜いてしまおうという健康法はすでに存じの方もいるかと思います。アメリカ由来のこの方法は本当に健康に効果的なのでしょうか。アーシングについて調べてみました。

アーシングの効果を示すデータはいろいろ報告されている

まずはアーシングすることの効果を報告したエビデンスの一部をご紹介しましょう。

◎医学誌『Journal of Environmental and Public Health / 環境と健康ジャーナル』では数々の炎症、痛み、心拍数の異常、慢性ストレス、統合失調症などに効果的な方法であると結論づけています。

◎カリフォルニア大学の研究では、顔の血流が改善されたという報告があります。

◎ポーランドの軍事臨床病院の脳神経外科で行われた研究では、タンパク質代謝に影響を与え、窒素バランスが陽性となるのでアスリートのトレーニングプログラムに加えると効果的だと結論づけています。

◎医学博士のヨゼフ・マーコラ(Jospeh Mercola)氏は、ストレスホルモンであるコルチゾールが正常化し、その影響で血糖値が安定し、代謝が調整され、炎症の軽減、などの効果があると述べています。

その他にも、内分泌系と神経系を調節する効果の報告があります。これらは大地から供給される負の電子が体内の静電気を除去することで得られる効果だと仮定されているようです。

我々は普段、電子機器に囲まれて生活しているわけです。スマホ、パソコン、テレビ、洗濯機、電子レンジ、IH調理器、エアコン、掃除機、冷蔵庫、などから受ける過剰な電子の影響で活性酸素が活発にはたらき酸化することで体の不調をもたらすと言えるわけですが、それが素足で大地に触れてアースされることで過剰な電子が除去されるということです。

電子機器だけではなく、呼吸するだけでも我々の体の中には悪玉活性酸素が発生し、悪玉活性酸素は電荷を帯びているのでそれの除去にもアーシングは関わっているそう。普段のストレスでも悪玉活性酸素が増えますから、活性酸素・エイジング対策にもアーシングはおすすめといえそうです。

冬こそアーシングをしてみると気持ちがいい

冬は大気が乾燥していて湿度が低いので電子が体外へ放出されにくくなります。つまり冬こそアーシングは必要です。アーシングは大地を裸足で触れることなので、砂の上、草の上、土の上などに触れさせるわけで、夏ならともかく冬は難しくなるのですが、多少効果は落ちるもののコンクリート上やセラミックタイルの上でも効果はあるようです。また、室内では裸足でいることによっても足裏から電子が移動する導電のはたらきがあるので、多少は屋内でも効果があるようです。

ただし、プラスチック、ビニール、ゴム、木材、アスファルトのような素材の上では効果は極端に落ちあまり意味をなさなくなります。そういう場所は避ける工夫は要りますね。この時期であれば、例えば温泉に行った時、露天風呂で石の上を歩いたり、エコ素材・天然素材でできたヨガマットで裸足でヨガをするのはいかがでしょうか。


writer:Masami