キンキ&タキツバ周年、関ジャニ躍進、KAT-TUNソロの充実……2017年の総括と展望は?

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 15周年を迎えたタッキー&翼の活動休止、KinKi Kids・堂本剛の突発性難聴発症、充電期間中にソロ活動を充実させたKAT-TUN、お茶の間人気を確実なものにした関ジャニ∞……グループの数だけドラマが生まれ、様々な出来事があった2017年のジャニーズグループたち。今回リアルサウンドでは、サイト内でジャニーズ記事を多く担当するライター・佐藤結衣氏、高橋梓氏、竹上尋子氏を招いて振り返り座談会を行った。それぞれの視点から見えた各グループの活躍と今後について、じっくり語り合ってもらった。(編集部)

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■大きな動きのあった周年ユニット:KinKi Kids、タッキー&翼竹上:今年はやはり、20周年を迎えたKinKi Kidsの波乱万丈が印象深いです。『LOVE LOVE あいしてる 16年ぶりの復活SP』(フジテレビ系)の放送やシングル『The Red Light』の発売があった中、6月に堂本剛さんが突発性難聴を発症されたのは大きな出来事でした。

佐藤:個人的には20年ぶりに復活したドラマ『ぼくらの勇気 未満都市2017』(日本テレビ系)は胸アツでしたね。20周年を盛り上げようと様々な人たちが動いている感じがとてもよかったです。あと、過去曲の映像やアートワークがふんだんに使われたKinKi Kidsの公式サイトにも感動しました。キンキって本当に特別な存在だなと改めて感じましたね。横浜スタジアムで行われた『KinKi Kids Party!〜ありがとう20年〜』にも後輩がたくさん出演していましたし。

高橋:キンキが愛されていることがすごく伝わった一年でしたよね。『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)にはアポなしで休養中の剛さんが現れたり、二人の絆もより強く感じられました。

佐藤:二人は普段仲良しアピールをするわけではないけれど、お互いが仕事をする上で欠かせないパートナーという感じがします。「SMAPのバックにいた」ということも律義に語り続けていて、彼らくらいの立場になっても先輩たちを立て続けている姿勢も彼らが愛される所以かもしれません。

竹上:二人の関係を象徴しているような、「薔薇と太陽」で光一さんが踊って剛さんがギターを弾くパフォーマンスが個人的に好きです。ヒット曲ばかりの『The BEST』も素晴らしかったですね。

佐藤:キンキは曲がいわゆる“アイドルソング”っぽくないから長く聴けて、大人になってもファンを卒業しなくて良いという安心感というか。『The BEST』のジャケットのデザインもすごくシックで手に取りやすかったです。

竹上:周年を迎えたグループでいうと、15周年のタッキー&翼が9月に活動休止を発表しましたね。

佐藤:15周年に対する周囲からの期待に、彼らなりの答えを誠実に出した結果のように思います。二人とも今はグループではなくソロを充実させたいんじゃないかなと。あとはKAT-TUNの充電期間という前例もあるように、長い活動の中には休止という選択肢があってもよいということを後輩のグループに示したかったのかもしれません。

竹上:滝沢さんは最近、後輩を紹介するような役割でテレビに出ていることも多いですよね。映画『こどもつかい』には有岡大貴(Hey! Say! JUMP)さんと一緒に出演していました。

佐藤:滝沢さんはジャニー社長の誕生日会でも幹事を務めていたり、プレイヤーというよりプロデュース側になりつつありますよね。

高橋:それに対して今井さんはダンサーとしての才能を発揮している印象です。

佐藤:今井さんのフラメンコのようなラテン系の表現と、滝沢さんの歌舞伎的な和の表現をひとつのかたちとして融合させるにはもう少し時間が必要なのかもしれません。キンキもソロが充実していた時期がありましたし、グループ自体がなくなるわけではないので、今後も二人の活動を見守っていきたいです。

■バンドならではの雰囲気が魅力?:関ジャニ∞&TOKIO竹上:関ジャニ∞は今年レギュラー番組がぐっと増えて、お茶の間への躍進が見られた一年でした。

佐藤:ずっと続いている『関ジャニ∞クロニクル』(フジテレビ系)の面白さもぶれなかったです! 放送時間帯がゴールデンではないこともあってか、“関ジャニファン向け”なネタがいいなと。アドリブで笑わせられる、関ジャニの底力が見える番組ですよね。

高橋:それぞれのメンバーのエッジが立っているし、グループとして集まっても面白いし……ここまで本当の意味でマルチなグループって珍しい。かっこ悪いところを堂々と出しているけど、バンドをやる時はちゃんとかっこいいというギャップも良い。『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)が始まる前はライブでもバラエティ色が強かったけど、バンドスタイルを取り入れたことでライブでもバンドコーナーができて、かっこいい姿が多く見られるようになりました。今年は『METROCK 2017』にも出演して、音楽好きにも認められた年のように感じます。

佐藤:アルバム『ジャム』も良かったですね。彼らの音楽観を分かりやすいかたちで示した『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日)が、より浸透したのが今年だったのかもしれません。あと、関ジャニって嵐とかとはまた違う仲の良さがありますよね。

竹上:いわゆるアイドルのワチャワチャ感というよりはバンドマンっぽい、男子が集まってわいわいしている雰囲気。

高橋:そういう意味だとTOKIOと近い部分があるかもしれません。

佐藤:TOKIOはいまやグループの最年長で、お茶の間人気も圧倒的です。

竹上:『TOKIOカケル』(フジテレビ系)では「ジャニーズ年表」を作りつつ後輩の苦悩を聞いたり、先輩グループとしての役割を果たしていますよね。

佐藤:ソロ活動も盛んで、松岡さんの『二軒目どうする?〜ツマミのハナシ〜 』(テレビ東京)などでの飲みキャラもすっかり定着しました。一方でみなさんマルチに活動しているからか、お茶の間ではアーティストとしてのイメージが薄くなってきているようにも感じて……少し寂しいです。

竹上:コンサートも最近、ほとんどやっていませんしね。

佐藤:昔のコンサートの映像を見るとすごくかっこよくて! 長瀬さんはラジオなどでもギターの話になると夢中で喋っていて、本当に音楽好きだということが伝わってきます。個人的には「ひとりぼっちのハブラシ」の時のようにまたドラマの中のキャラクターが歌う形でもよいのでソロ作も出してほしいです。

竹上:ドラマといえば、長瀬さんは今年『ごめん、愛してる』(TBS系)で主演を務めましたね。

佐藤:久しぶりにシリアスな感じの役だったのは新鮮でした。長瀬さんは立ち姿も絵になりますよね……! そろそろライブを見たい気もしますが、来年もぜひマルチに活躍していただきたいです!

■役割分担が愛されポイント?:V6&嵐高橋:V6は一昨年に周年を迎えて以来、ソロだけでなくグループの活動が盛んです。

竹上:今年はアルバム『The ONES』をリリースしたり、『学校へ行こう!』スタッフが再集結した『愛なんだ(V6の愛なんだ2017 史上最高の夏まつり!)』(ともにTBS系)があったり。最近、円熟味を増したV6の良さを改めて感じています。

高橋:2月に20th century(トニセン)3人(坂本昌行、長野博、井ノ原快彦)で舞台『TWENTIETH TRIANGLE TOUR 戸惑いの惑星』をやっていたり、いまだにトニセンとして動いている感じもいいですよね。また、ここにきて再び剛健(森田剛、三宅健)が注目され出しているようにも思います。

竹上:森田さんは今年、舞台やドラマ『ハロー張りネズミ』(TBS系)など演技面の活躍が目立ちました。三宅さんは『三宅健のラヂオ』(bayfm78)を聞いていて思うんですが……すごく鋭いお方だなと!

佐藤:三宅さんはファンが聞きたいことをちゃんと押さえてトークしてくれるところが素晴らしくて。ラジオではコンサートのMCでの末っ子・岡田さんがファンを置いてきぼりにしても楽しんでしまう自由すぎる言動を後から解説したり(笑)。長野さんは岡田さんに翻弄されて、森田さんと坂本さんは放任主義、井ノ原さんは岡田さんに一緒にノっちゃうから、基本的に三宅さんが全部まとめている感じがある。こんな風にグループで役割分担がしっかりしているところが良いですよね。ポジションを全うしているところも愛しいです。

竹上:V6の役割分担といえば、それを受け継いだグループが嵐だということを改めて実感した一年でもありました。相葉さんが「V6兄さん」と番組で発言していたり、共演していた当時のことをメンバーたちが語っている姿をよく見かけましたね。……それにしても嵐は今年も相変わらずソロとして、グループとして大活躍の一年でした。相葉さんのドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)から始まって、大野さんの映画『忍びの国』、二宮さんの映画『ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜』。さらに松本さんの映画『ナラタージュ』、櫻井さんの『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)と全員主演作があって、さらにそれに基づく主題歌もリリースされました。

佐藤:私の友人は、4歳の息子が櫻井さんのファンで『先に生まれただけの僕』を正座しながら見ていたと聞きました(笑)。電車の広告にも「翔くん、ばいばーい」と挨拶したりして……嵐は本当に老若男女問わず人気ですよね。

高橋:他のグループのファンが羨やむ活躍ぶりですよね。曲もキャッチーで抜群に良くて。私はA.B.C-Zファンなんですが、『忍びの国』を観に行って、帰りにシングル『つなぐ』を買っちゃいましたもん。

竹上:今年は『忍びの国』をきっかけに大野さんがすごく活動していて、大野さんの素晴らしい歌唱力にフィーチャーされる機会も多かったです。嵐ファンにとっては嬉しい一年だったと思います。

佐藤:大野さんは普段飄々としているのに、歌うと本当にかっこいいんですよね! アルバム『「untitled」』も色々なジャンルの曲が入っていて面白かったです。

高橋:嵐は人気があるのに神格化されすぎていないというか、ずっと身近な存在であり続けていて絶妙なところを突いているんですよね。

佐藤:グループでの冠番組やCMも多いですし、一人一人が“嵐として5人でいる”ことを謙虚に受け入れているのが良いんでしょうね。

竹上:メンバー含め、“嵐”を作り上げる人たちの熱意が大きいんだと思います。もちろん音楽もそうなんですけど、嵐というグループのブランドを守ろうという人たちの気概が、彼らにまつわる作品にふれる度に伝わってきます。そういう本気の姿勢が伝わってくるからこそ、安心して応援し続けられるんだと思いますね。

■キュートから大人への変貌:Sexy Zone&Hey! Say! JUMP佐藤:王道のアイドルと言うと、最近のSexy Zoneは楽曲もとても良いので、もっと評価されるべきグループだと思います。佐藤勝利さんの映画『ハルチカ』、 中島健人さんの映画『心が叫びたがってるんだ。』、菊池風磨さんの一人芝居『吾輩の部屋である』(日本テレビ系)など、ソロでも良い作品に出演していますよね。

高橋:先日ツアーに行ったんですけど、腰を振ったりするセクシーなパフォーマンスも多くて、可愛い雰囲気から大人っぽい感じになったなと。でも途中でマリウス葉さんと松島聡さんが着ぐるみを被って登場する可愛らしいパフォーマンスをしたりするところもあったので、グループ全体でちょうど切り替わりの時期なのかもしれません。

竹上:曲もセクシーな雰囲気のものと、ちょっと可愛らしい感じと2パターンありますもんね。グループとしてどちらの路線でいくかを探っている最中なのかも。

佐藤:中島さんの王子様キャラもあって、グループのバランス的には良いと思います。ただ、年の差もあるから同級生という感じでもない。かといってV6みたいな家族感ともちょっと違うし、一言で5人の関係性を言い表すのは難しい。集まってわちゃわちゃしているのは面白いし、お互いにちゃんとツッコミ合える関係もできているので、これからその魅力をしっかり伝えられる冠番組やバラエティ番組ができれば良いなと思います。

竹上:同年代のグループとしては、10周年を迎えたHey! Say! JUMPがいますね。有岡さんの『コード・ブルー』(フジテレビ系)、中島裕翔さんの『母になる』(日本テレビ系)、薮 宏太さんの『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)、有岡さん、高木雄也さん、八乙女光さんの『孤食ロボット』など、今年はソロ仕事も充実していました。

高橋:『紅白』にも初出場しますね。演技の仕事はなかったものの、岡本圭人さんは雑誌で連載を持ったり、冠番組『いただきハイジャンプ』(フジテレビ系)で抜群に面白かったり(笑)、個々に活躍していましたね。

竹上:『いただきハイジャンプ』は放送時間が土曜日の昼間に変更になりました。子供の夢を叶える企画があったり、ファミリー層にもグループの魅力を広く伝えく時期になってきたのかもしれません。

佐藤:JUMPもSexy Zoneも、どこか優等生なイメージがありますよね。そこからどう一歩抜け出すかというところが重要なのかなと。

高橋:どちらのグループも年齢的には同じくらい。可愛い系の路線だけでなく、大人っぽいクールな感じでも見せていく。変化しつつある狭間の時期なのでしょう。

中堅グループの2017年は?:KAT-TUN&NEWS高橋:充電期間中のKAT-TUNの3人は、お茶の間の認知度がぐっと上がった気がします。上田竜也さんは一般的には寡黙なイメージでしたが、ドラマでもバラエティでも活躍して、ソロ曲を配信したり。『視覚探偵 日暮旅人』(日本テレビ系)でもヤンキーっぽい役でしたが、『新宿セブン』(テレビ東京)の硬派な感じはまたそれとも違ってましたね。

佐藤:『新宿セブン』の上田さん、よかったですよね。充電期間に入ったからこそ、3人がお互いを刺激するようにソロ活動を充実させることができているように思います。

竹上:KAT-TUNは良い役に恵まれましたね。今年は中丸さんの『マッサージ探偵ジョー』(テレビ東京)、『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)に亀梨さんが出演して、亀と山Pを結成して。

高橋:個人的には映画『美しい星』の亀梨さんが主役ではない立ち位置でもしっかり目立っていて、印象的でした。あとこの間、『ベストアーティスト2017』(日本テレビ系)で中丸さんがSnow ManとSixTONESとパフォーマンスしていたのに驚きましたね。

佐藤:「まじっすか」(『シューイチ』内のコーナー)の企画の一環でしたが、本当に「まじっすか」でしたね(笑)。中丸さんはボイスパーカッションをやっても、絵を描いても、1人舞台をやっても、「まじっすか」と思ってしまう不思議さがある。マイペースだからでしょうか?

竹上:ソロ活動が充実した分、グループとしての活動もより楽しみになっている自分がいます。『タメ旅(KAT-TUNの世界一タメになる旅!)』のTwitterアカウントがたまに動いていて、スタッフがメンバーのコンサートなどに足を運んでいるみたいです。活動再開したら、ぜひ番組も復活してほしいな。

高橋:同世代でいうと、今年のNEWSは4人での番組『NEWSのNEWSにならないNEWS ニューニューニュー』(日本テレビ系)が放送されたり、加藤シゲアキさんがドラマ『嫌われる勇気』(フジテレビ系)や24時間テレビ内のドラマに出演したり、アルバム『NEVERLAND』を発売しました。

佐藤:改めてアルバム『NEVERLAND』は独自性があって良かったです。NEWSはメンバーそれぞれの個性がバラバラなので、4人で集まったときに架空の世界観を表現した方がまとまるのかもしれない。バラバラであることが彼らのアイデンティティというか。

高橋:その方がそれぞれの特技が活かせるんじゃないかなって気がします。

竹上:だからこそ『NEWSICAL』にも挑戦したのかもしれませんね。

佐藤:SNSでは増田さんの考案した衣装も話題になりましたね。NEWSファンは知的好奇心が高い人が多い気がします。メンバーたちによって創られる新しい世界観を考察するのを楽しんでいるというか。「チャンカパーナ」が発表されたときも斬新な世界観に最初は驚きましたが、今ではNEWSの個性という感じになりましたしね。

高橋:ぜひ来年も『NEVERLAND』のような世界観を極めて欲しいです!

■伸び盛り3組の活躍:A.B.C-Z、Kis-My-Ft2、ジャニーズWEST高橋:A.B.C-Zは今年も舞台を中心に活躍してきました。年始に『ジャニアイ(ジャニーズ Happy New Year アイランド)』に戸塚祥太さん、塚田僚一さんが出演して、各々舞台に出て、5周年ツアーを開催して、そのあとまた舞台をやって……でもやっぱりもっとテレビの歌番組に出てほしいです(泣)。

竹上:TAKAHIROさんが振付を担当した「テレパシーOne! Two!」など、ダンスを見せる曲もありましたね。

高橋:『Reboot!!!』発売時には握手会(『A.B.C-Z デビュー5周年記念イベント 〜Reboot!!!〜 』)があって、来場者全員がメンバーと握手できました。ジャニーズグループの中でもここまでファンと直接触れ合っているのは、A.B.C-Zだけだと思います。

竹上:簡単に会えるわけではないけど、会いに行けるジャニーズ、という新しい立ち位置を確立したグループですよね。

高橋:特に今年はファンと触れ合う機会を作ろうという意識があったんだと思います。ツアーの会場もアリーナは2カ所しかなくて、あとはホールレベルのところで距離がすごく近くて。

佐藤:2017年はシングル2枚とアルバム1枚、コンスタントに新作もリリースしていましたね。

高橋:今年の作品にはMicroさんやヒャダインさんといった作家さんが参加してくれていて嬉しかったです。個人的には橋本良亮さんのソロ曲「Love To Love You」のようなバラードも好きなので、来年はそういう方向にも期待したいですね。

竹上:同世代グループのKis-My-Ft2は、今年もお茶の間で活躍してました。

佐藤:彼らは今までのジャニーズにはないポジショニングの舞祭組を作ったのが大きかった気がします。

高橋:いい具合に3人と4人で分かれましたよね。当初は格差と言われていたけど、今やそこもなくなってきている。横尾さんは1級マグロ解体師に合格しました(笑)。

竹上:今年は玉森裕太さんや藤ヶ谷太輔さんが演技で大活躍、『プレバト!!』(TBS系)も盛り上がっていて、幅広く活動していましたね。

佐藤:『キスブサ(キスマイ超BUSAIKU!?)』が深夜に移動してセクシーな一面もちょっと解禁されましたね(笑)。

竹上:新曲「赤い果実」はミュージカル風だったり、面白い見せ方をしてますよね。

高橋:キスマイの良いところって玉森さん、藤ヶ谷さん、北山宏光さんの3人がいて、最初にドラマとかでかっこいいと思ってハマると、舞祭組の4人も面白くてどんどん深みにはまってしまうところだと思うんです(笑)。

佐藤:舞祭組の4人のひたむきさは、ファンにとって応援しがいがありますよね。彼らのキャラクターも深堀りすればするほど面白いですし。中居正広さんとの師弟関係も心が震えます。

竹上:だからこそ、来年はさらに抜けきってほしいなと思います。来年でデビューして7年になりますが、まだ過酷なロケとかやりそうですね(笑)。バラエティで活躍しているグループとしてはジャニーズWESTが今年、Netflixのドラマに出演したり、ファミリーマートやサーティーワンのCMに出たりと色々なところで目にしました。

佐藤:今後「ええじゃないか」のような関西ノリの路線でいくか、踊れるところを出していくかが重要ですよね。今はそのハイブリッドという感じ。挑戦的な楽曲が続いているので、次はどんなジャンルで攻めるのかドキドキします。

高橋:デビュー当初は一気に売れる勢いがあるなと思ってたんですが、一般的な認知度はまだまだ薄いですよね。関西が拠点なのでしかたないところもあるのですが……。

竹上:とはいえデビューして3年なので、まだまだこれからですね!

■2018年デビューしそうなジャニーズJr. は?竹上:最後にJr.の活躍についてふれたいのすが、今年かなりテレビ出演が目立ちましたよね。『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に東京B少年、Mr.KING with HiHi B少年が単独出演、Snow Man、宇宙Sixもタッキー&翼と出演。関西ジャニーズJr.の道枝駿佑さんが『母になる』(日本テレビ系)、ふぉ〜ゆ〜の辰巳雄大さんが『貴族探偵』(フジテレビ系)に出演したり、先ほども出ましたが『ベストアーティスト』でSnow Manが中丸さんとコラボしたり……。2018年はデビュー組誕生するのでしょうか?

佐藤:ふぉ〜ゆ〜は舞台職人で、光一さんがバックを任せるぐらいのベテラン。笑いも取れるし、踊れるし、客いじりも完璧で、冠番組ができるくらいの実力ですよ。『Endless SHOCK』の舞台挨拶などでも光一さんと自由に喋っていて、安心感があります。

高橋:ふぉ〜ゆ〜がA.B.C-Zのコンサートに飛び入りで来た時も会場がかなり盛り上がりましたね。

竹上:若手だと、冠番組『真夜中のプリンス』(テレビ朝日)に出ているPrinceがデビュー有力候補だったり……?

高橋:去年の『ジャニアイ(JOHNNYS’ YOU&ME IsLAND)』でHiHi JetとB少年が2組で出た場面があったんですが、彼らも華がありましたね。個人的には『ジャニアイ』のタイミングで東山紀之さんのもとでデビュー発表があるんじゃないかなと……。過去のデビュー発表をたどっていくと同じ場所でデビュー発表をしないという法則(?)があるみたいなので、ジャニーズWESTがデビュー発表した『ジャニーズカウントダウンライブ』は多分ないなと。

竹上:そういえば以前、ジャニーズJr.で構成した40人グループ『Twenty Twenty』を東京オリンピックに向けてデビューさせるといった話があったような……。2020年を目前にその可能性もまだ捨てきれないですね。

■2018年に期待したいこと高橋:2018年以降はネット解禁がどうなっていくのかが引き続き気になりますね。最近だと木村拓哉さんのLINEスタンプ発売決定からのLINEニュースデビューや、V6・岡田准一さんのLINE LIVE出演なんかもありました。

佐藤:早くネットで曲が買えるようになったり、気軽に映像を見られるようになってほしいです。V6が全員バク転できるとか、関ジャニが楽器を弾けるとか、やっぱり映像で見た方が伝わりやすいですし、これだけ事務所としての歴史も長いので、過去の映像をアーカイブしてほしいなと。

竹上:ネットとの付き合い方は明らかに時代とともに変化を求められていますよね。各グループ、MVも作り込まれていてすごくかっこいいので、オフィシャルサイト限定公開ではなく、CDの発売から時間を置いてYouTubeで解禁するとか、もちろんショートバージョンでも良いので、もっとたくさんの人に見てもらえるようになればうれしいです。(リアルサウンド編集部)