F1第17戦ブラジルGP。レース前日に雨が降り、ウェットコンディションも予想されたが、天気はなんとか持ちこたえドライコンディションで行われた。フェルナンド・アロンソ(ルノー)が3位以内に入れば、キミ・ライコネン(マクラーレン・メルセデス)の結果に左右することなく、最年少ワールドチャンピオンに決まるだけに、俄然ルノーのマシンに注目が集まった。

 レースはスタート直後、アントニオ・ピッツォニア(ウィリアムズ・BMW)がいきなりのクラッシュでセーフティーカーが投入される。セーフティーカー解除の後、トップに立っていたアロンソは、ファン・パブロ・モントーヤ(マクラーレン・メルセデス)に交わされ、2番手に後退する。燃料の少ないアロンソは、早めのピット作業を余儀なくされこの間に、ライコネンとの順位も入れ替わる。しかし、3番手に落ちてもアロンソは平常心を保ち続けた。今シーズン16戦で積み上げてきた117ポイントが物語っているように、安定性こそがアロンソの強み。後方に控えるミハエル・シューマッハ(フェラーリ)との差をじりじりと引き離し、レース半分を過ぎたところで3位を確定づけた。

 レース終盤では左リアタイヤにアクシデントが発生するも、アロンソ持ち前の我慢強さで持ちこたえ、結局そのまま3位でフィニッシュ。最年少ワールドチャンピオンの栄冠を手に入れた。ゴール後は感極まって涙するあたりが、まだあどけない24歳の青年を印象づける。

 結局、レースは1位にモントーヤ、2位にライコネンが入り、マクラーレンが今シーズン初のワンツーフィニッシュを飾った。コンストラクターズ・ポイントではルノーを上回りトップに躍り出た。

 移籍濃厚の佐藤琢磨(BAR・ホンダ)は、スタートで一気にジャンプアップし10位でレースを終え、鈴鹿での日本GPに繋がる一戦となった。

決勝レース結果 - livedoor 自動車

ドライバーズポイント - アロンソがブッちぎり、琢磨は?