最近よく聞かれる「睡眠負債」という言葉をご存知でしょうか。忙しい日本人は睡眠不足に不満を漏らす人が少なくありません。睡眠不足は作業効率や集中力の低下を招くばかりか、精神疾患、死亡リスクの上昇といった大きな悪影響をもたらします。特に週末に帳尻を合わせるかのように寝溜めを行っている人は睡眠負債を抱えている可能性が高いです。サラリーマンこそ知っておきたい、睡眠負債の対処法について紹介しましょう。

毎日の睡眠ロスが睡眠負債として蓄積していく

睡眠負債とは日々の睡眠時間の不足が蓄積していくことで、慢性的な睡眠不足状態と陥ってしまう状態のことです。今日は仕事が終わらず寝るのが遅れた、テレビ映画の視聴に夢中になってしまった、夜遅くまでスマートフォンを使用していた、という方が週末に寝溜めしてしまうことは多いもの。毎日の睡眠時間の不足の蓄積が週末の寝溜めというかたちであらわれるこれは、まさしく睡眠負債を抱えている証拠です。睡眠負債のせいで週末に寝溜めをしてしまうと、体内時計の狂いを招き、週はじめの寝不足という負のスパイラル状態に陥ってしまいます。こうならないためには、日々の睡眠ロスないし睡眠負債に対処するほかないのです。

週末の早寝早起きが効果的

睡眠負債は毎日の睡眠不足の蓄積ですから、週末に「寝だめ」をして解消すると考える人もいるでしょうが、これが大きなミステイク。週末の寝溜めは自律神経を余計乱すのは先に説明した通り。睡眠負債を解消するには、日々の睡眠時間を満足のいくものにするように改善していくのが一番ですが、それが難しい人こそ、せめて週末や休みの日にこそ早寝早起きを心がけてほしいのです。週末の夜は通常よりも早く床に就くようにします。いつも通り起床し体内時計を一定に保つよう心がけたほうが、疲れは溜まらないのです。さらに十分な睡眠時間を確保するために、休みの前日はあえて早めに就寝しましょう。これによって十分な睡眠時間を確保しつつも、体内時計を狂わせることなく、睡眠不足を清算し万全な状態を維持することができます。つまり休みの日こそ早寝早起きなのです。

週末の早寝早起きをご褒美と考えて

仕事の最終日は飲みに行ったり夜更かしをしたくなります。頑張ったご褒美と考えているのでしょう。でもそのご褒美を「早寝早起き」に変えてみてください。毎週は難しければせめて月に1度でも良いでしょう。来年の手帳には早速「早寝早起き」を週末の予定に入れてみてはいかがでしょうか。あるいはお正月休みにこそトライしてみるといいかもしれません。信じられないかもしれませんが20時〜22時には寝てみてください。疲れの取れ方が違い「元気な状態」がどういうことなのか知れるはずです。


writer:サプリ編集部