「日本は軍国主義化しつつある」という論調が、中国のネット世論で幅を利かせるようになってから、すでに久しい。今後もこの論調は完全に消え去ることなく、多かれ少なかれ存在し続ける事だろう。中国メディア・今日頭条は25日、「日本は将来軍国主義国に変わるだろうか」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 「日本は軍国主義化しつつある」という論調が、中国のネット世論で幅を利かせるようになってから、すでに久しい。今後もこの論調は完全に消え去ることなく、多かれ少なかれ存在し続ける事だろう。中国メディア・今日頭条は25日、「日本は将来軍国主義国に変わるだろうか」とする記事を掲載した。

 記事は、「日本は敗戦後、米国が1国で占領を行った。米国はソ連と対抗する必要性から日本に対し徹底的な戦争の清算を行わなかった。このために、処罰されなかった多くの右翼主義者が再び日本の為政者となったのである。そして、右翼勢力は日本社会に対して極めて大きい影響力を持っている。ここ数年では歴史教科書の改訂、南京大虐殺の否認、靖国神社への参拝などの問題が起こり、幼稚園ですら右翼的な傾向が生じることさえあった。日本の軍国主義は徹底的に取り除かれてはいないのである」と論じた。

 そして、「現在の状況を見ると、軍隊の正常化、軍隊国家化が日本の目標だ。内的、外的な制約によって日本が進む足取りはそれほど大きくないが、機が熟せばこの方向へと力を注ぐことだろう。日本の世論調査では40%以上の国民が軍事力の急発展を認めている。また、増え続ける防衛予算によって、日本の防衛能力はもはや軍隊と大差がなくなっている。総じていえば、日本は軍国主義国家に変わる危険性を孕んでいるのだ」としている。

 記事の主張に対して、コメントを残したほとんどのネットユーザーが「軍国主義国になる」との見方を示している。一方で「そもそも軍国主義とは何なのか」と疑問を呈する声や、現在の日本政府が目指す「正常な国」と軍国主義を完全に同じものと認識すべきではないという意見もわずかながら見られた。

 あるユーザーは、「日本には今や軍国主義に走る要素はない。むしろ、某大国のほうがまさに一歩ずつこの後戻りできない道を進んでいる」という意味深長な感想を残した。また、「それは米国のことか」という他のユーザーの質問に対して「ゆっくり考えてみよ」と回答している。このユーザーの意中にある「某大国」とは、果たしてどの国のことを指しているのだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)