Appleが、サウジアラビアに初のApple Storeを2019年に開設することで政府当局と合意した、とReutersが報じています。サウジアラビア政府は外国企業の直営店の出店を規制していましたが、原油価格下落の影響で政府が方針転換する一環での許可とみられます。

中東ではUAEに続く出店、サウジで初のApple Store

Appleは、直営店の出店についてサウジアラビア政府当局との合意書に2018年2月に署名し、2019年にオープンするとみられています。
 
サウジアラビア国内初となるApple Storeは首都リヤドに開店する見込みで、中東地域ではアラブ首長国連邦(UAE)に続く出店となります。
 
Appleは、サウジアラビアでは現地法人との提携による販売は行っており、スマートフォン市場ではSamsungに次ぐ2位のシェアを持っていますが、直営店は開設できていませんでした。

キーマンはソフトバンクと巨大ファンド設立した副皇太子

サウジアラビア政府はこれまで、外国企業の直営店開設を規制していました。しかし、同国の経済を支えてきた原油の価格が国際的に下落する中、ソフトバンクと共同で巨額ファンドを設立した際のキーマン、ムハンマド・ビン・サルマン副皇太子の指揮で、テクノロジー産業の誘致を進めています。
 
サウジアラビアの市場は、人口のおよそ7割が30歳以下と、国民の平均年齢が若いこともあり、ソーシャルメディアなどのテクノロジー活用が進んでいるのが特徴で、スマートフォンとインターネットの人口あたり利用率で世界トップに立っています。

Appleと同時にAmazonにも直接事業の許可

Appleと同時に、Amazonも2018年2月にサウジアラビア国内での直接事業開始のための合意書に署名すると報じられています。
 
Amazonは、現地のオンライン販売企業Souq.comを買収していますが、合意書への署名によって、直接の事業展開が可能になります。

 
 
Source:Reuters
Photo:Best Location Hotels
(hato)