台湾第4原子力発電所=台湾電力提供

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(台北 28日 中央社)台湾第4原子力発電所(新北市貢寮区)の建設凍結計画が31日に満期を迎える。行政院(内閣)の徐国勇報道官は28日の記者会見で、第4原発の稼働は「絶対にあり得ない」と述べ、2025年の脱原発目標達成に向けた決意を改めて示した。

第4原発をめぐっては安全性の問題などにより、長年にわたり議論が交わされてきた。さらに、2011年の東京電力福島第1原子力発電所事故を機に台湾では反原発の世論が拡大。建設中止を求めるデモも相次いだ。馬英九総統(当時)は2014年4月、第4原発の建設凍結を発表。2015年7月から正式に凍結された。

徐報道官は「第4原発は稼働させない。それは確かだ」と強調。凍結の目的は状態を良好に保つためで、稼働させるためではないと語った。

今後の処理については、売却のほか、天然ガスや石炭火力発電所への転換などが検討されていると明かした。

(顧セン/編集:名切千絵)