滋賀県の田舎暮らしから学んだ生活のヒントを発信している、アロマセラピストの平尾沙恵さん。田舎で普段食べられているものや、その土地ならではのレシピを周りの方々に聞き、日々の食卓に取り入れています。今回は、最近教わったという、粘り気の強い自然薯(ジネンジョ)を使った料理のヒントをまとめてくれました。


おすそ分けでいただいた自然薯をおいしく食べる方法

私が住んでいる滋賀県には、たくさんの郷土料理が埋もれています。
もともと都会育ちの私が、田園に囲まれたのどかで静かすぎる当地に移住して16年。ようやくこの環境にも慣れて人やコミュニティーとの関わりが深まるとともに、味にも魅了されています。


驚いたのが、農作物のおすそ分けを日々たくさんいただくこと。先日はこのゴツゴツした形の自然薯をいただきました。自然薯はすりおろすと普通のヤマイモの何倍も粘りがすごくて、お箸で引き上げるのが大変なほど…。
その自然薯をおいしく食べられるレシピを龍見茂登子さんに伺いました。龍見さんは、この地域で食べられてきたレシピを残す活動をしています。自然薯が手に入らないときは、ナガイモやヤマイモでつくってもおいしいとのことです。

●自然薯のとろろご飯、おつまみにもなる自然薯ハンバーグのつくり方

自然薯をすり鉢でする。
硬いときは、だしじょうゆを水で薄めたものをたしながらすりおろす。このままご飯にかけて、とろろご飯としていただきましょう。


続いて自然薯ハンバーグをつくる。すりおろした自然薯に、ひき肉、片栗粉、塩、水きりした豆腐を合わせて混ぜる。自然薯をハンバーグのつなぎに使うイメージで。
俵型に形づくったものをフライパンで焼くと、自然薯ハンバーグのでき上がり! からしじょうゆで食べるとおつまみにもなりますよ。


みなさんの経験をもとに、食材と対話しながら分量や焼き方を工夫してつくってみてください。

毎日の食卓を考えたりつくったりするのは大変ですが、食事づくりを義務とは考えず、おいしいご飯をつくるための実験や遊びと考えて楽しんでみてくださいね。

●教えてくれた人
【龍見茂登子さん】
EARTH COLOR(@earthcolor.makere)にて日常着の縫製をするかたわら、滋賀の保存食の記録を残す活動をしている

【平尾沙恵さん(写真・文)】
骨盤ナビゲーターアロマセラピスト、小顔&骨盤調整スウェーデンマッサージセラピスト&ナビゲーター。「滋賀県の田舎暮らし」をテーマに、丁寧な生活のヒントを発信中