足の裏がかゆい原因は「誰かに悪い噂をされているから」なんて迷信がありますが、本来の理由はもちろん違います。足の裏のかゆみには、水虫をはじめダニなどの様々な原因があります。この記事では、足の裏にかゆみが生じるときの原因をいくつかご紹介します。

足の裏に水虫が発症している

冬場はブーツや靴下などで足が蒸れるため、特に水虫が発症しやすい環境になっています。もちろん冬だけでなく、年中通して水虫の警戒はしておきましょう。水虫とは、白癬菌が感染して起きる病気です。主に人から人へと感染していくもので、例えば公共のプールや浴場、家族共有のマットやスリッパなどから感染してしまいます。水虫になった場所には強いかゆみを感じ、足の指と指の間に小さな水疱が見られます。症状が悪化すれば炎症を起こして化膿する可能性もあり、大変厄介です。水虫の可能性が見られる人は、一度皮膚科を受診しましょう。検査で白癬菌が見られれば、塗るタイプの外用薬を処方してもらえます。

ダニが原因でかゆくなっている

足の裏に限らず、ダニに噛まれてしまうとひどいかゆみが生じます。かゆみと一緒に痛みが伴うことも。ダニに噛まれたときは、患部に小さくて赤いブツブツが見られます。人の身体に害を及ぼすダニの多くは「ヒゼンダニ」と呼ばれる種類のものです。ヒゼンダニは人の体温が最も生活環境に適しているため、人の肌の角質層に住みついてしまいます。これは「疥癬(かいせん)」とも呼ばれている症状ですね。ダニが原因で足の裏にかゆみが生じた場合は、塗り薬や飲み薬を使ってダニを殺していきます。ただしダニは死骸の状態でもかゆみを与えることがあるため、素人が安易に薬を使うのはおすすめできません。水虫ではなくダニに噛まれた症状だとしても、必ず皮膚科で医師の指示を仰ぎましょう。

汗をかく場所で湿疹が起きている

汗疱(かんぽう)と言って、多く汗をかいたことが原因で湿疹ができる症状があります。足の裏からはたくさんの汗が出ますから、汗が原因で水ぶくれやかゆみなどの症状が出てもおかしくはありません。特に皮膚が厚い足の裏は、汗をかいたときに上手く蒸発できず、汗が皮膚にこもってしまうケースがあります。汗疱ができたら、足の裏を清潔に保つように注意しましょう。靴下はこまめに取り換えて、お風呂ではしっかり足の裏を洗ってください。

カンジダ菌が繁殖している

よくデリケートゾーンのかゆみで目にするカンジダですが、足の裏にも繁殖するケースがあります。カンジダ菌はカビ菌の一種で、高温多湿になっている場所や免疫力の低下した人の身体に繁殖していきます。カンジダ菌の疑いがある場合は、規則正しい生活で免疫力を整えて、足の裏をできるだけ清潔に保ちましょう。


writer:さじや