27日、人民日報は日本で頻発する鉄道の故障や事故の背景には施設の老朽化と人材不足があると指摘した。写真は新幹線。

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2017年12月27日、人民日報は日本で頻発する鉄道の故障や事故の背景には施設の老朽化と人材不足があると指摘した。

博多から東京に向かっていた新幹線「のぞみ」の台車に亀裂が生じた問題について、石井啓一国土交通相は検査方法の見直しを進める考えを明らかにした。

亀裂を原因とする異臭や異音が車内に生じたが、その後も運行を続けていた。検査で亀裂が見つかり、あと3センチで台車は破断していたおそれがあったという。台車が破断すれば大事故となる。運輸安全委員会は新幹線では初の「重大インシデント」に認定した。

新幹線はJRになってから脱線事故を3回起こしているが、いずれも自然災害が原因だった。今回台車に亀裂が生じた原因はいまだ不明だが、定期検査では亀裂は見つからなかったとされ、検査方法に問題があったのではないかとの見方もある。

また、運行を続けたことも強い批判の対象となっており、安全管理や運行システムに重大な欠陥があるとの指摘がある。JR西日本の関係者によると、「新幹線は遅延させてはならないという意識がある」という。

近年、日本では鉄道の故障や事故が頻発している。その背景には、設備の老朽化と、整備や保線作業を担当する若手〜中堅層の人材が不足していることがある。「これまでの生産管理方法では維持が難しくなる」との声もあるという。(翻訳・編集/岡田)