レギュラー番組を突如降板し注目が集まっていたテレビ大阪の庄野数馬アナウンサーの処分が発表された。社内の就業規則違反が認定され、現在はアナウンス業務をはずれている。詳細については明らかにされていないが、一部メディアでは、繁華街での素行の悪さなどが報じられている。 庄野アナは1986年生まれの31歳。立教大学を卒業後の2010年に日本テレビ系列の山口放送にアナウンサーとして入社。2015年4月からはテレビ大阪へ移籍していた。

 「もともとは、スポーツアナウンサーとして経験を積むための移籍だったようですが、降板前は夕方の帯ニュース番組『ニュースリアルKANSAI』に加え、『金曜報道スペシャル』のMCを務めていたことからもわかる通り、テレビ大阪としては庄野アナを何でもこなせる“マルチキャスター”に育てたかったのでしょう。会社としては期待をかけていただけに、今回の就業規則違反には失望したでしょうね」(業界関係者)

 大阪の番組は東京に比べて自由な番組制作が可能であり、“物言う”キャスターも多い。庄野アナは最終的には、宮根誠司のようなポジションを目指していたのだろうか。

 「庄野アナは、大学は東京ですが、もともとは京都出身です。地方局の山口放送から活躍の場を求めて、地元に近い在阪キー局のテレビ大阪に移籍しているので、何かしらの野心はあったでしょうね。東京進出を狙っていたかは定かではありませんが、例えばテレビ大阪を経て、在阪各局で活躍するフリーアナウンサーになる道もあります。しかし、アナウンサーはイメージが第一であるだけに今回のダメージは大きいでしょうね」(前出・同)

 果たして庄野アナは信用を回復できるだろうか。