本殿の前に立つ鮮やかな朱色の中門/春日大社

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1300年の歴史がある「春日大社」。境内には、61の社が集まりさまざまなご利益があるので、1年の始まりにぴったり。鹿がモチーフの開運グッズも注目!<※情報は関西ウォーカー(2017年12月15日発売号)より>

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■ 1300年の歴史を刻む神社

平城京遷都に合わせ、国の繁栄と国民の幸せを願い創建された、全国にある約3000社に及ぶ春日神社の総本社。千古の森の中に朱の柱、そして自然の檜皮屋根の御本殿や社殿など、創建当時の厳かな雰囲気は今もそのまま。庶民の信仰も数多く集め、境内には全国の崇敬者から奉納された燈籠が、石燈籠・釣燈籠合わせて約3000基もある。御本殿には国の繁栄と国民の幸せを守る四神が祀られ、さらに境内には、さまざまなご利益がある61の社が集まっている。

本殿の前に立つ鮮やかな朱色の中門。左右に鳥が羽を広げたように回廊が延びている。

■ 事前にチェック!開運アイテム

「白鹿みくじ」(600円)。おみくじをくわえたかわいい白シカ。陶器製だから、おみくじを見たあとは開運守として飾ろう。

「鹿みくじ」(500円)。手作り感のある木彫りの子ジカ。一つ一つ表情が違うから、好みで選んで幸運をゲット!

「オリジナル御朱印帳」(1000円)。さわやかな水色の御朱印帳は、下がり藤の中央に社名が入った春日大社の社紋が印象的。

「縁むすび守」(500円)。ハートの形をしたかわいいお守り。家族やカップルなど、絆を深めたい人にオススメ。

「白鹿守」(800円)。幸運を招くと伝えられている神の使徒、かわいい白シカが刺しゅうされたキュートなお守り。

ご朱印はコレ。社印は社とゆかりが深い藤巴紋と、奈良公園のシンボルとも言える神の使いのシカがデザインされたもの。

■ご朱印DATA/書:奉拝、春日大社 印:社印 場所:授与所 料金:初穂料300円 ※年末年始も通常通り授与される

■ ここさえ巡れば、ご利益あり!時短参拝コース

<1>伏鹿手水所

二之鳥居を入った祓戸神社の脇にある金属製の伏鹿の手水所。シカが口にくわえた巻物から出る水で手と口を清め、祓戸神社に参拝したあと、御本殿をお参りに行こう!

<2>中門

本殿の中には入ることができないので、初詣はこの中門前ですませる。春日大社の代表的な建物のため、これを本殿と間違っている人が多いが、本殿はこの門の奥にある。

<3>若宮神社

“若宮15社めぐり”の1番納札社。御祭神は天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)で、正しい知識を授けてくれる神。1135(保延元)年創建の本殿は重要文化財に指定されている。

<5>お守り・ご朱印

■ 時間があれば春日大社の秘宝を見学!

「春日大社国宝殿」では国宝や重要文化財など春日大社秘蔵の名宝を拝める。入館料は500円。

「12月31日(日)から1月7日(日)(予定)は回廊内に入れないのでご注意ください。“若宮15社めぐり”は三が日も行っていますので、ぜひご参拝ください。受付は9時〜15時、料金は1000円(お守り付き)。」と春日大社より。写真は“15社めぐり”の玉串札。

■初詣DATA/昨年の人出:約50万人 年末年始の参拝時間:12月31日(日) 6:30〜17:00、23:45〜、1月1日(祝) 〜20:00、1月2日(火) 6:30〜19:00、1月3日(水) 6:30〜19:00 年末年始の行事:12月31日(日)「年越大祓(おおはらえ)式」15:00〜 一年間の穢れを祓い去り、新年を清らかな心身で迎える神事。1月2日(火)「日供始式並興福寺貫首社参式(にっくはじめしきならびにこうふくじかんすしゃさんしき)」10:00〜 日供をつつがなく行えるように祈願。興福寺の住職が神前にて読経を行う。 ご利益:開運厄よけ、交通安全、縁結び、知恵授け、など

■春日大社<住所:奈良市春日野町160 電話:0742-22-7788 時間:6:30〜17:00 休み:なし 料金:境内無料 駐車場:100台(1日・1000円) 交通:近鉄奈良駅より奈良交通バス春日大社本殿行約8分、終点からすぐ>【関西ウォーカー編集部】(関西ウォーカー・編集部)