「仮想通貨を底値で買って儲ける」には鉄板シグナルがあった!

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 実録![仮想通貨トレードで一攫千金]物語――未成熟なだけに仮想通貨の値動きは異常に荒いが、波に乗れればバカ勝ちも可能。達人たちのトレード術を探った。

◆底値を知るためにココに注目!

「見てくださいよ、コレ。“億”の記念に撮っておいたんです」

 そう言ってスマホに保存したスクリーンショットを見せてくれたのは、ブロックチェーン業界で働くX氏。多忙な日々を送りながらも、日々、トレードに励んできたのだという。

「最初はアービトラージ(鞘取り)でした。特に今年前半はボーナスステージ。同じビットコインでも、仮想通貨取引所によって価格差が広がることが多かったため、簡単に鞘取りで稼げたんです。その利益を短期トレードに投入して、さらに資産を増やしました」

 X氏が頼りにしたのはテクニカル分析の基本である移動平均線(MA)だ。

「10、25、100に設定した3本の移動平均線を利用しています。それぞれが短期、中期、長期の移動平均線という位置づけですが、3本とも右肩上がりの上昇トレンドにあるときは、日足の100MAにタッチするほど押し目をつくるケースは非常に少ない」

 今年7月以降だと100MAにタッチして反発したのは2回だけ。新たなコインと分かれる分裂危機に直面した7月と、中国の取引所規制のニュースが出た9月だけだった。

「100MAまで落ちてきたら鉄板。買いの絶好機です。ただ、そこまで落ちることは稀なので、通常の押し目の目安になるのが25MA。ここまで落ちてきたら調整終了となることが多いんです。今は買うの怖いなっていうときは25MAが位置するあたりに指値を入れておくことも多いですね」

 忙しい日々を送るX氏だから、常に値動きを見られるわけではない。指値でエントリーすることも多いという。

◆どのタイミングで利益確定すればいいのか?

「利益確定の目安にするのは10MAですね。ビットコインはオーバーシュート(行きすぎること)しやすく、どこが天井になるのかはわかりにくい。そんなときは10MAを基準にして、『10MAからこれだけ離れたなら、もう天井だろう』と決済していくんです」

 価格だけを頼りに「上がりすぎ」を判断するより、10MAからの乖離を参考にしたほうが客観的だ。

「あとは長期で保有しようと思っていたビットコイン・キャッシュ(BTCから8月に分裂して誕生)の値上がりもあって、11月に億を超えました。これから面白そうなのはZEC。ZECのCEOが日本企業を回っているらしいんです。提携や取引所への上場があるかもしれないですね」

 匿名送金を特徴とするZEC。日本だとコインチェックとKrakenが取り扱っている。興味のある人は買っておこう。

《X氏 一押しコイン!》
●Zcash(ジーキャッシュ/ZEC)
ZキャッシュのCEOが日本企業との提携をめざしているとのインサイダー情報。何らかの発表があれば買われるきっかけとなるかも。11月からジワジワ上昇中で好材料が飛び出せば史上最高値更新も視野に。

【ブロックチェーン業界関係者 X氏】
’17年春にXRPが暴騰したため、資産の半分を占める
●資産  1億円
投資額 300万円
●保有コイン
XRP 50%
BCT 30%
ZEC 10%
BCH 10%
ブロックチェーン関連企業勤務。株やFXでのトレードを趣味とし、ビットコインでもアービトラージや短期トレードを行なう。11月に億超えを達成!

取材・文/アケミン、高城 泰(ミドルマン)、浜田盛太郎・池垣 完(ともに本誌)
図版/ミューズグラフィック

― 仮想通貨(ビットコイン)で[資産100倍]マニュアル ―