26日、韓国メディアは、韓国大統領府が今年8月から公式サイトで運営している匿名の掲示板「国民請願と提案」に関し「運営開始から4カ月間のデータを分析したところ、掲示板に最も多く名前が挙がった人は李明博元大統領だった」と明らかにした。写真は韓国大統領府。

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2017年12月26日、韓国・週刊東亜は、韓国大統領府が今年8月から公式サイトで運営している匿名の掲示板「国民請願と提案」に関し「運営開始から4カ月間のデータを分析したところ、掲示板に最も多く名前が挙がった人物は李明博(イ・ミョンバク)元大統領だった」と明らかにした。

記事によると、運営が始まった8月19日から今月19日まで、同掲示板に寄せられた投稿は全部で6万9975件。削除された投稿を除くと6万7347件で、1日の平均は548件に達するという。

そのうち最も多くのネットユーザーが参加したテーマは「チョ・ドゥスン出所反対」で、61万5354人が参加した。韓国では今年7月、小学生女児強姦(ごうかん)・殺害事件で懲役12年の刑を受けて服役中のチョ・ドゥスンが2020年に出所するとの報道が出たことに対し、国民から刑罰を重くするための再審を求める声が相次いでいた。ところが、同掲示板の「題名」に最も多く登場した名前は「チョ・ドゥスン」ではなく「李明博」だったという。題名に「李明博」が含まれた投稿は9403件に上り「チョ・ドゥスン」(4419件)の2.1倍だった。この9403件には「MB」「メンバギ」など李元大統領のネット上でのあだ名は含まれていないため、実際は1万件を越すとみられている。

また、李元大統領に関する投稿の大部分は「出国禁止」に関する内容だったという。「李明博 出国」「李明博 禁止」などの投稿が集中したのは、李明博政権時代の国防部長官が当時の軍による世論工作事件に関与した容疑で逮捕された11月11日。その翌日、李元大統領はバーレーンで講演するため韓国を出国した。

李明博元大統領、チョ・ドゥスンに続いて3番目に多かったのは、802件の「文在寅(ムン・ジェイン)大統領」だった。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「韓国国民の一人として、李明博の身柄拘束を訴える請願に賛成する」「李明博が世論工作事件に関与した証拠はあふれているのになぜ野放しにしている?これが国か?」「李明博は根っからの詐欺師だ」「早く捕まえて。いらいらして火病を起こしそう!」「凶悪犯のチョ・ドゥスンを超えたなんて驚き。大統領府は国民の声に耳を傾けるべき」など李元大統領の逮捕を願う声が多く寄せられている。

一方で「文大統領が支持率アップのため、投稿を増やすためのバイトを雇ったのでは?」と指摘する声や、「李明博は国のために良いこともたくさんした。逮捕はやり過ぎ」と主張する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)