【恐怖】ブラック企業あるあるを大発表! 本当に実在するからマジでヤバイし酷すぎるし笑えない!!

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悲しいことに日本の労働環境は世界的に見ると非常に良くないと言われています。もちろん優良な企業も数多く存在しますが、対象的に極悪最低なブラック企業も信じられないほどたくさん存在し、ブラック企業に勤めざるを得ない人もたくさんいるのです。

「ブラック企業あるある」をまとめてみた



優良な企業に就労している人や自営業の人などにはまったく想像もつかないブラック企業での労働。今回はブラック企業でありがちなエピソードを「ブラック企業あるある」としてまとめてみました。信じられないかもしれませんが、これらはすべて現在の日本で実際に起きている話なのです。

1. 残業代は出ない

ブラック企業に勤めたら残業代が出るなんて絶対にあり得ません。ブラック企業では「残業になる=能力が低くて仕事が終わらないだけ=普通の社員なら定時で終わる仕事量=残業代なし」という考え方になります。

2. 研修期間が終わったら給料が減る

入社して数ヶ月は研修期間となり、通常よりも少ない給与でいわゆる「様子見」をされるというのは一般的な企業でもよくある話ですが、ブラック企業では研修期間が終わって本採用となると同時に給与が減るケースがあります。

よくありがちなのはやはり残業代が絡むケースで、研修期間中は求人広告に記載していた通り残業代が出ていたのに、正社員になったら何らかの理由をつけて残業代込みの給与にするというもの。実質残業代がゼロになるだけで、手取り額は研修期間のほうが多かったなんてことはよくあります。



3. 定時にタイムカードを押すことを強制される

定時になったら強制的にタイムカードを押されます。これだけ聞くとホワイト企業のようにも聞こえますが、ブラック企業ではタイムカードを押しても帰れません。引き続き仕事を続けなければなりませんが、タイムカードを押しているのでその後は完全にサービス残業になります。

4. 有給休暇は取れない

有給休暇のルール自体はあっても、使うことが許されないのがブラック企業です。冠婚葬祭時や医者からの診断書がないと有給を取れないことがほとんど。冠婚葬祭という理由を使うには招待状のコピーを提出しなければならない会社もあり、有給を取るために医者に行き、うつ病の診断書を書いてもらわなければならないという会社もあります。

5. 思いつきで新規事業展開

飲み会で盛り上がった新規事業の話をろくに下調べもせずに本当に立ち上げてしまうのもよくある話。立ち上げるだけ立ち上げたら、社長や上司は部下に丸投げ。奇跡的に成功すれば社長や上司の手柄となり、失敗すればもちろん部下の責任です。

6. 喫煙者じゃなければ休憩できない

仕事中に一息つくことは許されないというブラック企業も多いです。ひどい場合はトイレの時間も数えられ「あなたちょっとトイレ長すぎ」と怒られることさえあります。ところが、ブラック企業には何故か喫煙者も多いため、休憩はダメでもタバコの一服は許されがち。休憩時間が欲しいがためにタバコを始める人さえ出てきます。



7. 休日も社員全員が当然のように出社

仕事が終わらないから休日も会社で仕事するか……と思って会社のドアを開けると、他の社員もみんな当たり前のように出社していた。なんて話もブラック企業では日常茶飯事。休日に休むと、週明けに上司から「お前なんで週末来なかったの?」なんて言われたりすることも……。

8. 24時間営業の店に社員1人配属

飲食店やコンビニのブラック企業にありがちなのが、24時間営業なのに店舗に1人しか社員が配属されないというケース。もちろん休めません。他の店にヘルプを頼めば休めますが、他の店も同じような人員状況だと当然頼むことはできません。休みたければバイトを責任者ができる状態まで育てろと言うのです。

9. 備品代や経費は自腹

職場で使うティッシュやボールペンなどの備品も自腹で購入させられるブラック企業も多いです。自腹で買ったティッシュを上司が何も言わずに使ったりするのも当たり前。車移動の際に高速道路を使ったら「高速を使わなければいけないのはお前の運転スキルがないせい」と言われ、高速代を出してもらえないなんていうケースもあります。

10. 「ボーナスは2」→2万円

ブラック企業ではまともにボーナスなどもらえません。ただし、ボーナスなしとしてしまうと見栄えが悪くなるためか、額を少なくしてボーナスを支給するブラック企業は多いです。例えば求人情報に前年ボーナス実績「2」と記載されていて、給与2ヶ月分が支給されるのかと思ったら2万円だった。なんて言う話もよくあります。



ブラック企業では当たり前すぎる話



今回紹介した「ブラック企業あるある」は本当によくある話。ブラック企業での勤務に染まってしまっている、いわゆる“社畜”な人たちはこれを読んでも「今さら何当たり前のこと言ってるの?」と思ってしまうでしょう。そのくらいブラック企業業界では常識なのです。

ブラック企業の見分け方とは?



こんな話を読んでしまうと、ブラック企業が怖くて働けないと思ってしまう人も多いことでしょう。でも安心してください。ブラック企業が書きがちな求人情報や特徴があるので、以下の点を注意しておけば、うっかりブラック企業に入社してしまうという事態を回避しやすくなるはずです。皆さんも気をつけてくださいね。

・「稼げる!」「高収入」「年収○万円以上!」

頑張り次第で稼げるという記載のある企業はブラック率が高いです。

・面接に行ったら採用前提の話をされる

最初の面接でいきなり「いつから働けますか?」とか、具体的な話を採用前提で進める企業はブラック率が高いです。たくさん人が辞めているから即採用になるのです。

・「アットホームな職場」

他にアピールする点がない企業がとりあえず書きがちなフレーズ第1位です。

・社会保険ではなく国民健康保険

正社員の社会保険への加入は会社の義務。これがないだけでもブラック率が非常に高まります。

・写真が明らかに体育会系

求人情報に掲載されている写真が明らかに体育会系のノリの場合も要注意。上司からの指示がすべて「根性」「気合」などの精神論で済まされ、飲み会では一気飲みを強要されるようなブラック企業の可能性が高いです。

■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/