24日、韓国・聯合ニュースは「ドゥー・ユー・ノー・キムチ?―フュージョン化したキムチ、やりすぎかそれとも韓国料理のグローバル化か」というテーマで、外国人向けの韓国土産の実態について報じた。写真はキムチ。

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2017年12月24日、韓国・聯合ニュースは「ドゥー・ユー・ノー・キムチ?―フュージョン化したキムチ。やり過ぎか、それとも韓国料理のグローバル化か」というテーマで、外国人向けの韓国土産の実態について報じた。

記事によると、韓国人の食卓に欠かせないキムチが、最近では他の食材や料理と組み合わさって外国で人気を集めているという。「キムチチキン」や「キムチワッフル」のほか、米国最大のショッピングサイトでは「キムチジュース」が販売され話題になったそうだ。

政府出資研究機関の世界キムチ研究所の調べでは、米国、中国、日本、ドイツなど海外の飲食店271カ所のキムチメニューのうち、63種類が「現地料理との融合」で生み出されていたことが分かった。

韓国国内にも、外国人観光客をターゲットにしたキムチ商品がさまざま誕生している。外国人観光客が多く訪れるソウルの明洞(ミョンドン)や南大門(ナンデムン)などで、キムチチョコレート、キムチチップス、キムチのりといった土産が並んでいるのを目にした経験がある人もいるだろう。

しかし、こうした「キムチの変身」には意見もさまざま。「本来の味から懸け離れている」「キムチのイメージを悪化させる」など、キムチの変化を不自然に感じ懸念する声が韓国国内でも上がっているそうだ。キムチのりに関しては「怪食」と表現されることもあるそうで、韓国人の口にも合わないとされる。

一方で、この動きを「独特な試みがキムチのグローバル化の肯定的なシグナルになる」とのポジティブに捉える意見も出ており、世界キムチ研究所のハ・ジェホ所長は「キムチを現地料理に代入する破格的なアプローチが続けば続くほど、キムチに対する固定観念が消える可能性がある」と話している。

では一般の韓国ネットユーザーはこうした「キムチの変身」をどうみているだろうか。記事に寄せられたコメントをみてみると、「グローバル化はやめた方がいい。おいしければ宣伝しなくても外国人が自ら食べる。何とかして注目してもらおうとしているようにしかみえない」「韓国人から見ても吐き気がする」「何も考えずに怪食作りに予算を使うのはやめて」「韓国人も食べない物をなぜ作って売ってるの?これじゃ印象が悪くなるだけ」などかなりの言われようだ。

日本の試みを挙げて「少なくとも日本では納豆をチョコレートに入れたり、かき氷に入れたりすることはない。日本を見て学ぶべき。韓国にはクリエイティビティーのかけらもない」と寄せるユーザーも登場。

その他に、韓国の食べ物の未来を危惧して「目的は『キムチのグローバル化』ではなくて、『おいしいメニューの開発』であるべき」「それなら韓菓(ハングヮ。韓国伝統の菓子)をかわいらしく華やかに作って宣伝したらどう?フランスのマカロンのように世界中の人に愛されるのでは」などの対策案も寄せられた。(翻訳・編集/松村)