2017年もまもなく年末を迎えるが、人工知能分野の研究は驚くべきレベルまで発展している。多くの新型ロボットが現実世界に誕生し、人々の生活にますます身近な存在となってきている。今年1月に米ラスベガスで行われた「Consumer Electronics Show」(CES)で、ボールを拾うスマートロボットや音楽サービスを提供する管理ロボット、間もなく発売となるアインシュタイン型ロボットなどが披露され、ロボットが提供するサービスがすでに人々の生活のさまざまな分野を網羅していることを明らかにした。

ドイツ・ベルリンでは牛のエサやり作業用ロボットが多くの農場経営者の注目を集めている。このロボットは農場間の情報をスマート化して管理することができる。また、一部のロボットはアーティストへの転身に成功した。2月にベルリンで行われたある絵画展では、来場者が5種類の異なるタイプのロボットに肖像画を描いてもらうというプログラムを体験することを可能にしていた。今年8月に北京で開催された世界ロボット大会では、ピアノ演奏ができるロボットの存在が一際輝いていた。

イタリア・ピサの劇場で行われた特別な音楽会では、「YuMi」という名のロボットが演奏者たちの指揮を執り、見事な演奏を披露した。それ以外にも、ロボットは私たちの生活に普及してきており、米ワシントンでは街中を駆け回るデリバリー用ロボットが一風変わった光景となっている。また、イランの首都テヘランにある「ロボシェフ」では、タッチパネルのテーブルでメニューを注文することができるなど、これまでと全く異なる食事体験を利用客に提供している。今年、韓国の仁川空港にはガイドロボットが登場し、搭乗前の乗客にサービスを随時提供している。

これだけにとどまらず、医療や教育などの分野で役立つロボットも登場している。ベルギーの科学者は操作することで手術を行える外科用ロボットを開発した。このロボットを利用することで、手術の精度が10倍アップするという。米国の科学者が研究している二足歩行ロボットは、将来的に捜索などの分野で活躍するとみられている。今年10月、ロボットのソフィアはサウジアラビアの市民権を獲得し、世界で初めて市民権を持つロボットとなった。ソフィアはシリコン物質である「フラバー(Frubber)」でできており、62種類の顔の表情を見せることができる。ソフィアは世界で初めて市民権を持つロボットとなっている。(提供/人民網日本語版・編集/YK)