かつて一時代を築いた旧車がその魂を残したまま現代に蘇る……これはバイクカスタムの醍醐味のひとつではなかろうか。米ヤマハのWebサイトでは、最新モデルのヤマハ製バイク『XSR700』と1972年製の旧車バイク『XS650』の2台を、カスタムビルダーのグレッグ・ヘイグマン氏がまとめてカスタムしてしまうという取り組みが披露されている。これには『Fast Father & Faster Son』という、なんとも趣深いプロジェクト名が与えられているのが印象的だ。

【詳細】他の写真はこちら



懐かしさを感じさせるボディデザインの『XS650』も、ヘイグマン氏の手にかかればまるで新車のような輝きを取り戻す。エンジンはMikesXSの手によりフルリビルドされ、ミクニ製のVM34キャブやPamco製のイグニッションを装備。XSCharge製のオルタネーターとリチウムイオンバッテリーが装着され、おそらく車両コンディションはオリジナルの状態から格段に向上していることだろう。

またフロントフォークはYZR-R6から、スイングアームはSR500のパーツからそれぞれ移植されている。



このライディングポジションを見て、どことなく昭和のヤンキーを思い出してしまう人もいるかも? ちなみに、『XSR650』は『XS2』と呼ばれていたこともある。



一方最新の『XSR700』では、シングルシート仕様への変更やミラー交換、フォークブーツの装着など、外観上のモディファイが施されている。



カスタムの仕上げとして、どちらのマシンにもレッドを基調としホワイトのパターンが入るオリジナル塗装が施された。『Fast Father & Faster Son』の名前の通り、まるで親子のバイクがツーリングをしているような微笑ましさを感じるのは私だけだろうか。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=tUJuuEMxecU

関連サイト



XS650 & XSR700(Yamaha)

text塚本直樹