農業をオンラインで学ぶなんてアリ!? 開校したばかりの農学校「The CAMPus」が話題!

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「The CAMPus」にかかわる主役となる人達は三者

11月30日に開校した「The CAMPus」は、インターネットをプラットフォームとした次世代型の農学校が話題です。といっても、ここは、目に見える学校が実在するのではなく、オンライン上で農業にまつわる、あらゆる情報が手に入るコミュニティ的な存在。農業分野に特化したWEBマガジンを「学校」というスタイルで展開していく、バーチャルな農学校なんです!

ここで主役となるのは三者。厳選して集められた農現場のプロである「教授」、講義を記事化して情報発信をする「ナビゲーター」、そして農業を知りたい一般の「生徒」。

教授として参加するのは、全国各地で農業を営んでいる、「かっこよく」「たのしく」「もうかる」の三拍子をそろえた農家さんばかり。その農家さん=教授たちの講義は、五つの学科と21の学類で構成されています。野菜や穀物の育て方だけでなく、家畜、山林、醸造、発酵、水産などや、農思想、農環境、マーケティングについても学ぶことができます。

オフラインコミュニケーションの核は「実地研修」

また、The CAMPusでは、WEBで記事を配信するWEB完結型のものだけではなく、リアルなコミュニケーションにつなげていくことを前提としています。

上記で紹介した、「教授」のもとに「生徒」が実際に足を運び農村体験をする、農業体験ツアーのような「実地研修」を実施。WEB上の講義だけでは実現できない人と人の触れ合いや、農家さんの哲学や生き方を直接知ることで、さらに学びが深くなりそうですね。

すべては「農」でつながる!

創って、働いて、食べる、そして生きることを一つの線でつなげているのが「農」だと、「The CAMPus」は表現しています。自分自身の生活をよく考えてみると、すべては農から始まっていると思いませんか?生きていくためには食事が必要で、食事をするためには、食材となる米や野菜や肉などが必要ですよね。その食材はどこで、どのように作られて、どのように手元まで届くのかを想像した時に、農は欠かせない存在です。

「The CAMPus」に参加することで、流行りだけの農業ではなく、農業の現状を知り、今、私達にできることは何か、考えるいいきっかけになりそうです!

The CAMPus https://thecampus.jp/

 

ライター:大山夏希