関東地方の大みそかは、平野部では雨、山間部では雪が降りますが、新年を迎えるとともに天気は回復へ。初日の出は雲の切れ間から拝める所が多いでしょう。2日、3日は冬晴れで、冷たい北風が吹きそうです。


30日まで晴天 乾燥注意

関東地方は、30日(土)にかけて乾燥した晴れの天気が続きます。寒さの底はきょう27日(水)ですが、その後も気温は大きく変わりません。冷たい北風は徐々に収まるものの、挨拶回りや大掃除、年末の買い出しなどは暖かい服装をご用意ください。なお、きょう27日(水)は熊谷や千葉で最小湿度が10%台まで下がっており、30日(土)にかけても空気の乾いた状態が続く見込みです。湿度が低いと、インフルエンザにかかりやすくなります。室内では加湿器を使ったり、濡れたタオルなどを干したりと、湿度も上手に調節しましょう。


大みそかは雨や雪

31日(日)の大みそかは、気圧の谷が関東付近を通過する見込みです。このため各地とも雲が広がりやすく、午後は所々で雨が降るでしょう。カウントダウンのイベントや年越しのお参りなど、お出かけの際は傘をお持ちください。なお、山間部は雪が降りますが、今のところ、平野部で雪が降る可能性は低くなっています。沿岸部は南風が強まるでしょう。たき火など、火の取り扱いは注意が必要です。


初日の出は?

元日は西から冬型の気圧配置に変わります。雨雲は関東から離れ、内陸部から晴れてくるでしょう。初日の出は内陸部へ行くほど拝める可能性が高く、沿岸部も今のところ雲の切れ間から見られそうです。まだ少し先の予想ですので、晴れるタイミングはこの先、変わってくる見込みです。最新の天気予報を確認してください。
ちなみに関東地方には、離島を除いた平地で日本一早い初日の出を見られるスポットがあります! それは・・・・千葉県の犬吠崎(チーバくんの耳のあたり)です! tenki.jpでは、そんな豆知識も含めた初日の出スポットをたくさん紹介していますので、下記リンク「初日の出の時刻表」をぜひチェックしてくださいね。


2日と3日は晴天 でも寒い

2日(火)と3日(水)は、強い冬型の気圧配置です。平野部は晴れますが、北風が強いでしょう。強い寒気が流れ込むため、気温もあまり上がりません。厳しい寒さとなりますので、初詣や初売りなどのお出かけは、ダウンコートなど風を通しにくいコートがよさそうです。なお、2日(火)は満月ですが、2018年で最も大きく見える満月、いわゆるスーパームーンです。満月となる時間は昼前ですので、明け方の「ほぼ満月」を愛でるとよいでしょう。
なお、全国的に冬の嵐となり、Uターン時は交通機関が乱れる恐れがあります。最新の気象情報、交通情報を確認するとともに、早め早めの行動を心掛けましょう。