【米ビルボード・ソング・チャート】エド・シーラン「パーフェクト」3週目のNo.1、「恋人たちのクリスマス」9位停滞

写真拡大

 エド・シーランの「パーフェクト(withビヨンセ)」が3週目の1位を獲得した、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

 12月1日にビヨンセとのデュエット・バージョンがリリースされ、12月23日付チャートで首位に到達したエド・シーランの「パーフェクト」。その勢いが衰えないうちに、今度はイタリアのテノール歌手=アンドレア・ボチェッリとのオーケストラ・バージョンを12月15日に発売し、3週目の首位獲得でセールス、ストリーミングの両チャートを制した。この2バージョンが立て続けにリリースされたことで、しばらくは上位ランクインが期待できるだろう。

 オーストリアのヒンタートゥクスで撮影されたミュージック・ビデオは、公式チャンネルで現在までに3億4000万視聴を記録しているが、ビヨンセ、アンドレア・ボチェッリが出演するデュエット・バージョンのビデオは現在までに公開されていない。既にリリースされたオーディオ・ビデオは、ビヨンセとのデュエット・バージョンが1億2000万回、アンドレア・ボチェッリとの新バージョンは、公開1週間で4000万視聴を記録している。

 アンドレア・ボチェッリとのニュー・バージョンは、エドの兄、マット・シーランがオーケストラのアレンジとプロデュースを手掛けているとのこと。また、エド・シーランがイタリア語に挑戦していることも話題になっている。アンドレア・ボチェッリは、1994年にアルバム『Il mare calmo della sera(夕べの静かな海)』でデビューし、イタリアやドイツでNo.1獲得を果たしている。

 「パーフェクト」の大ヒットにより、アルバム『÷(ディバイド)』も先週から29%上昇し、週間ユニット90,000を獲得して今週4位にランクインした。母国イギリスでは、クリスマス・ウィークに「パーフェクト」と収録アルバム『÷(ディバイド)』が両チャート1位を獲得している。今年は、本作からの1stシングル「シェイプ・オブ・ユー」が年間1位に輝き、アルバムも4位にランクインする大ヒットとなったエド・シーラン。「パーフェクト」のブレイクで、2018年も大活躍の1年となりそうだ。

 今週のアルバム・チャートで3位にデビューした、Gイージーの新作『ザ・ビューティフル・アンド・ダムド』から、1stシングルとしてリリースされた「ノー・リミットfeat.エイサップ・ロッキー&カーディ・B」は、アルバムのプロモーションとストリーミング、そしてフレンチ・モンタナとジューシー・Jのリミックス・バージョンがリリースされたことで、先週の10位から5位に浮上。Gイージーが獲得したこれまでの最高位は、2015年のブレイク曲 「ミー・マイセルフ&アイ(withビービ―・レクサ)」の7位で、今週自身の最高位を更新したことになる。また、今週1位に初登場したエミネムの新作『リバイバル』からは、1位のエド・シーランをゲストに迎えた新曲「リバー」が、11位に初登場している。エドが絶好調ということもあり、同曲のヒットも期待できそうだ。

 通算8週のNo.1を死守した、ポスト・マローンの「ロックスターfeat.21サヴェージ」が2位、1月にデビュー・アルバムをリリースするカミラ・カベロの「ハヴァナfeat.ヤング・サグ」は3位に続き、TOP3は今週も動きがなかった。以下、ミーゴス、ニッキー・ミナージュ&カーディ・Bの「モータースポーツ」が6位から7位に、サム・スミスの「トゥー・グッド・アット・グッバイズ 〜さよならに慣れすぎて」は7位から8位にランクダウンするなど、多少の動きはあったものの、今週はさほど動きのない1週間だった。年末年始は、毎年チャートの動きが鈍くなる傾向にある。一方、先週、リリースから23年目にして初のTOP10入りを果たした、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」は今週も引き続き9位に停滞し、100位内にも人気のクリスマス・ソングがランクインしているが、ホリデー・シーズンが終了すると、エアプレイの減少などからこれらの曲はチャートから一気に姿を消す。おそらく、マライアの記録も今年は9位がピークとなるだろう。


Text:本家一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、12月27日22時以降予定となります。

◎【Hot100】トップ10
1位「パーフェクト(withビヨンセ)」エド・シーラン
2位「ロックスターfeat.21サヴェージ」ポスト・マローン
3位「ハヴァナfeat.ヤング・サグ」カミラ・カベロ
4位「グッチ・ギャング」リル・パンプ
5位「ノー・リミットfeat.エイサップ・ロッキー&カーディ・B」Gイージー
6位「サンダー」イマジン・ドラゴンズ
7位「モータースポーツ」ミーゴズ、ニッキー・ミナージュ&カーディ・B
8位「トゥー・グッド・アット・グッバイズ〜さよならに慣れすぎて」サム・スミス
9位「恋人たちのクリスマス」マライア・キャリー
10位「バッド・アット・ラブ」ホールジー