中国チベット自治区で、目をつむる若いチベット僧(Kevin Frayer/Getty Images)

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 中国でチべット人の焼身自殺が再び起きた。台湾メディアによると、四川省アバ・チベット族チャン族自治州で男性がこのほど焼身自殺を図り死亡した。2009年以来152人目となる。

 中央社は情報提供者の話として伝えたところによると、23日、男性は州内の寺院の門外で「チべットに自由を」と叫びながら、体に火をつけた。火はその後消し止められたものの、男性は死亡した。自殺の一部始終を収めた動画が海外のチべット人社会に流れているという。

 米国営ラジオVOAのチべット報道部によると、男性は30歳前後で、中国政府によるチべット民族への抑圧に抗議するため自殺に走った。

 11月、同省カンゼ・チベット族自治州で寺院のラマ僧(63歳)も焼身自殺した。

  2008年3月、中国のチベット人居住地域で中国共産党の統治に反対する大規模なデモが発生し、中国政府に武力鎮圧された。チベット亡命政府の統計ではデモ参加者およそ140人が死亡した。以降、中国政府はチベットへの締め付けをいっそう強化。翌09年から同焼身自殺抗議事件が頻発し、今回は152人目と数える。

 警察当局は通常、自殺者の遺体を強制回収し、遺族を監視下に置くなど情報が流出しないように対策を講じている。

 

(翻訳編集・叶清)