天もりはアテになる?帰省前の“プレ年越しそば”がおすすめなワケ

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帰省するならプレ年越しそばを食べてから! なぜ、地元に戻る前に食べるべきなのか、解説してもらいました。

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No.28 縁起ものの年越しそばで陰陽のバランスを整えて〜「室町 砂場 赤坂店」


大晦日にいただく年越しそばには、さまざまな由来が語られてますよね。麺が細く長いことから、健康長寿を祝う説。プツッと切れやすいことから、今年1年の災厄を断ち切ることを願う説。かつて蒔絵師がこぼれた金粉をそば粉でつくった団子にくっつけて、かき集めたことから金運アップの願いを込めた説など。せっかくですから、全部込みのご利益があるという気持ちでいただくといいと思うんですよね。

で、帰省や旅行で年末は東京を離れる方。東京で中締め的な“プレ年越しそば”を召し上がってはいかがでしょう?

ひとはまず、生まれ故郷から、そして現在の生活の拠点にしている土地の気に影響を受けます。東京に住んでいるなら、東京での今年の邪を祓い、来年の幸を願う年越し儀式を済ませておくのがいいんです。

「室町 砂場」さんは明治2年(1869年)創業の日本橋店、昭和39年(1964年)にできた支店の赤坂店、ともに素晴らしい気が流れており、いつ伺ってもどこかの会社の会長さんなんかが黒塗りのお車でいらっしゃいます。今回、わたくしがたまたま近くで用事を済ませがてら伺った赤坂店。真裏がTBSということもあり、芸能人の来店も多数。梨園の方々をお見かけすることも多い。そんな華やかな雰囲気があるというのが、年越し儀式にぴったりなんです。

都会のど真ん中に、侘びた風情の一軒家。中はテーブル席と小上がりがあり、ほとんどの方が昼からもずくや焼鳥、かまぼこなんかのそば前を頼みつつ、ビールにぬる燗をやってるんです。平日昼間から呑むだけで、ものすごく気分が上がりますので、イケる口の方はぜひ。

そして一年を締めくくるおそばには、「室町 砂場」発祥の「天もり」または「天ざる」をおすすめします。江戸前らしい濃いめのつゆが、海老と小柱のかき揚げとともにやってきて、これだけでもアテになるという、粋な一品です。「もり」はほんのり黒っぽい色味で風味強めの麺が四角い器に、「ざる」は真っ白な更科粉を使った麺が丸い器に盛られてきます。黒と四角は陰、白と丸は陽。こちらのおそばは二枚いただいて、ちょうどいいくらいの盛り。両方いただけば、気の陰陽バランスも整うんですよ。