木村拓哉が明かすLINEのやりとり CMキャラクター就任でジャニーズとネットの距離縮まるか?

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 木村拓哉が、コミュニケーションアプリLINEの新CMキャラクターに就任した。12月26日にはLINE NEWSの単独インタビューに登場。にこやかに笑う木村の写真もたっぷりと収められており、これまでインターネットへの写真掲載に慎重な姿勢を見せていたジ ャニーズ事務所にとっては新鮮な動きだ。また、期間限定で木村の公式スタンプも発売された。今後、ジャニーズアイドルたちの公式スタンプもリリースされないかと期待が高まる。

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 新CMでは、ギターを片手に弾き語りが披露されるという。ソロ活動をスタートして以来、俳優として勢力的に活動していた木村。歌声を聞くことができるのはファンにとっても嬉しい演出だ。歌われるのは、木村自身が選んだというRCサクセションの「君が僕を知っている」。忌野清志郎が作詞作曲を手掛けた名曲で、木村が10代半ばに腐りかけていたとき、糸井重里から教えてもらったという。

「(今回のCMは)大事な友だちに対しての気持ち、という大きなコンセプトがあります。実際、自分自身があの楽曲によって励まされた経験が過去にありまして、今回のお話をいただく中で、それをふっと思い出して… 周りがどう言おうが、1番身近な“君”という存在だけは、自分のことを知っていてくれる、分かっていてくれる。そういう歌詞が、心の支えになったのを覚えています」(参考:http://news.line.me/issue/premium/b36e0907783e)

 きっと木村の周辺にはそんな“君”が、ファンを筆頭にたくさんいるのだろう。12月22日に放送された『木村拓哉のWhat’s UP SMAP』(TOKYO FM)では、LINEで繋がっている友人関係の一部が明らかになった。まずは、B’zの稲葉浩志。木村が以前、雑誌『UOMO』 で着用していた私服のライダースジャケットと同じものを、稲葉が『2017 FNS歌謡祭』(フジテレビ系)で着用していたというのだ。そのとき歌われたのは、木村が主演を務めたドラマ、日曜劇場『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)の主題歌「Still Alive」。リスナーからの質問に「お揃いで購入というか、個人的に購入したタイミングがちょうどバッチの誕生日の前のタイミングで。あ、そうだ。そろそろ誕生日だっていうことで、“すみません。もう一着ください”って言って、バースデー用に包んでもらってお渡ししました」と説明。後日、 木村が稲葉にLINEをしたところ「いや、『Still Alive』歌うなら着るでしょ!」と粋な返事がきたと語られた。

 続いて、 スピードワゴンの小沢一敬ともLINEのやりとりをする間柄なのだそう。なぜか小沢を街でよく見かけるという木村。「車を運転してたら、すごいシトシト雨が降る中で、 傘をさしてちょっと斜め上を見てるんですよ。スカジャン着て…… 」それを見た木村は「何、雨に打たれて空見上げてんの?」と思わずLINEをしたという。他にも小沢が誕生日会をやっていたというLINE NEWSを見て、おめでとうメッセージを送ったこともあるとか。

 “木村拓哉からLINEが届くというのはどんな感じなのだろう”その疑似体験できるコンテンツがある。1月18日から放送されるドラマ『BG身辺警護人』(テレビ朝日系)の公式LINEアカウントだ。友だち登録すると、いきなり木村の自撮り写真が届くサービスも。さらに、メッセージを送るとランダムで自動返信されるのが面白い。

 なかには「俺のことどう思ってんの?」というドキッとするセリフも。なんだか『木村拓哉のWhat’s UP SMAP』で取り締まっている“ニセ木村拓哉(なりすましメール)”を思い出して、笑ってしまいそうになる。「名前呼んでみて!」という返信に、こちらが「木村拓哉」と送ったときの反応にも遊び心を感じた。

 かつてSMAPがバラエティやドラマにと活躍の場を広げたように、ジャニーズが大きな一歩を踏み出す時の先陣を切るのはやはり木村なのだろうか……そんな風に感じてしまう今回の取り組み。今後のジャニーズとインターネットの距離を縮めるきっかけになるのだろうか。もちろん伝統を変えるのは、簡単なことではない。一度動き出したら、戻れないというリスクもある。いずれにせよタレントがのびのびと才能を発揮し、その姿をファンが存分に楽しめる、そんなツールが増えていってほしいと願うばかりだ。(佐藤結衣)