日本の食を題材にしたドラマの影響か、中国でもホテルの高級な日本料理店から気軽に入れる日本風の定食屋まで、様々な形態の日本料理店が増えてきている。価格が手ごろでおしゃれな日本風の食堂や、居酒屋風の店も増えており、若い中国人を中心に日本料理が身近になってきているようだ。中国メディアの今日頭条は21日、ある中国人の手記として、初めて入った日本料理店の感想について綴った記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

写真拡大

 日本の食を題材にしたドラマの影響か、中国でもホテルの高級な日本料理店から気軽に入れる日本風の定食屋まで、様々な形態の日本料理店が増えてきている。価格が手ごろでおしゃれな日本風の食堂や、居酒屋風の店も増えており、若い中国人を中心に日本料理が身近になってきているようだ。中国メディアの今日頭条は21日、ある中国人の手記として、初めて入った日本料理店の感想について綴った記事を掲載した。

 この中国人が訪れたのは、北京にある寿司や刺身などを提供する本格的な日本料理店で、日本人の板前がいるようだ。ネットの口コミサイトでは、1人当たりの平均消費額は日本円に換算して4700円程度とあるため、中国では高級料理店と呼べるお店だ。

 では、初めての日本料理店の感想はどうだろうか。筆者はまず、板前の真剣さと包丁さばきに目が釘付けになったようだ。「飛ぶような包丁さばき」で作業に集中する様がかっこよかったと紹介している。調理が運ばれるまでの間にも、雰囲気の良い店内でくつろいだ様子で、にぎやかな場所の一角にあるにもかかわらず、静かで落ち着いていたのが気に入ったという。日本料理で「最も重要な食材」である刺身も、客が自分の目で確かめて注文したうえ、目の前で調理されたことにも感激している。

 最初に提供されたのは刺身で、ちょうどよい厚みで新鮮だったと満足気で、グツグツ煮えた海鮮鍋に舌鼓を打ち、「日本料理といったら外せない」すき焼きは霜降り肉の美しさに見とれ、寿司やうなぎは「芸術品のよう」に盛られていたと感動した様子で振り返った。最後に美食に「うまい酒があれば、1人でも大勢でも楽しめる」と大満足だったようだ。

 初めてだったためか、看板メニューを一通り注文して日本料理を十分に堪能した筆者。どれも気に入ったようで、全体として「どの料理も精緻で最高」で、プロの日本人の板前の料理が楽しめることと、おいしい酒があることがおすすめのポイントだと締めくくった。

 刺身は苦手だという中国人もいまだに少なくなく、生臭い物というイメージを持っている人が多い。生食の習慣がないため仕方のないことだが、日本人の板前が提供する本格的な日本料理店で味わえば、刺身や寿司などの日本料理が実はおいしいと理解してもらえるかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)