自分の人生は、自分で決めろ。他人に足を踏み込ませてはいけない。

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『アルフレッド・アドラー 一瞬で自分が変わる100の言葉』がダイヤモンド社から発売されたことを記念して、20万部突破の第一弾『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』を特別公開します。アドラーの厳しくもあたたかい言葉に、あなたも勇気づけられてください。

それが「あなたの課題」ならば、
たとえ親に反対されても従う必要はない。
自分の課題に足を踏み込ませてはいけないのだ。

 自分の親から結婚を反対されたとしたら、あなたはどうするでしょうか?多くの人は「親を悲しませたくない」という気持ちと「パートナーと別れたくない」という気持ちの板挟みに苦しむことでしょう。そして、イヤイヤながらも親の言いつけを守り、結婚をあきらめる人もいるでしょう。また、親を説得しようと躍起になる人もいるかもしれません。

 もちろん、実際にどのような決断を下すかは本人次第。一般的な正解はありません。しかし、対人関係の基本原則である「課題の分離」に照らして考えるとすれば、以下のような対応が考えられるでしょう。

「賛成してもらえないのは、とても残念だけれども、私は自分で選んだ人と結婚します」こう宣言をすればいいのです。「そんなことをしたら親を悲しませてしまう……」とちゅうちょする人もいるでしょう。しかし、子どもの結婚で親が悲しむのは「親の課題」です。あなたの課題ではありません。「親の課題」に踏み込まず、そして「自分の課題」に親を踏み込ませないこと。 にっこり笑って、しかし、はっきりと「ノー」と告げるのです。

 もちろん、その際に親を責めたり、攻撃してはいけません。また、親の考えをねじ伏せて、無理矢理賛成させようとしてもいけません。賛成するか、反対するか。それは親の課題だからです。あなたの課題ではないのです。

※本連載は日曜日以外の毎日更新します。