iPhone Xの場合、TrueDepthカメラという、ほかのiPhoneにはない、特殊なセンサーの集合体が顔認証システム(Face ID)を支えています。しかし、顔によるロック解除技術であれば、ソフトウェアのアップデートで過去のスマートフォンに搭載することも原理的には可能です。

創業者がソフトウェア・アップデートを約束

中国ベンダーOnePlusの創業者であるカール・ペイ氏はTwitterで24日、すでに発売されているOnePlus 5でも顔によるロック解除(Face Unlock)を利用可能にすると発表しました。
 
現在、OnePlus 5の認証は、端末の下部に搭載されたホームボタン(実際には物理ボタンではなくセンサー)で指紋を読み取る形式となっています。そのため、ペイ氏の言うとおり、顔によるロック解除が可能になるとすれば、どこかの時点でソフトウェア・アップデートが行われることになります。ただし、同氏はその時期を現時点では明確にしていません。

顔認証でできるのはロック解除のみか

もっとも、ソフトウェアによる顔認証技術を過信するのは禁物かも知れません。
 
iPhone Xでは、数万もの赤外線ドットによって顔を立体的にマッピングして認識する仕組みが採られています。しかし、OnePlus 5にはそのような赤外線センサーは搭載されていないので、iPhone Xのような仕組みではなく、インカメラによる認証だと思われます。
 
ただし、このタイプの顔認証は、SamsungのGalaxy S8が示してしまったように、写真でも認証が通ってしまうなど、セキュリティの甘さが指摘されてもいます。そのため、仮にソフトウェア・アップデートでOnePlus 5で顔によるロック解除が可能になったとしても、OnePlus 5Tの顔認証「Face Unlock」と同様のレベルに留まると思われます。
 
来年発売予定とされるOnePlus 6には、iPhone X同様の高度な顔認証が搭載されるとも噂されているだけに、ひとまずそれまでの「繋ぎ」といったところでしょうか。
 
 
Source:THE VERGE
(kihachi)