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(台北 26日 中央社)中央気象局によれば、今年は観測を開始した1951年以来初めて、台北市で気温10度以下となる「寒波」が1年を通して1度も記録されなかった年になる見込み。同市では昨冬から1度も気温が10度を下回っておらず、大みそかまでに寒波が到来する見込みもないという。

気象局では台北市の最低気温を基準に、寒気の種類を「大陸からの寒気団」(12〜14度)、「強烈な大陸からの寒気団」(10〜12度)、「寒波」(10度以下)に分類している。同局の徐仲毅予報官によれば、台湾では毎年12月10日から翌年の1月23日までに寒波が到来することが多い。だが、近年は寒波の到来が遅れており、1月末から2月初旬に観測されているという。

中央大学大気科学科の呉徳栄副教授は、今年は太平洋高気圧の勢力が強く、寒気が南下しにくくなっていると説明。異常気象かどうかについては、確率の問題であり、過度な心配は不要だと述べた。今冬は強烈な寒気の訪れはないものの、北東の季節風や寒気団は流れ込んでおり、正常範囲内だとしている。

(陳葦庭/編集:楊千慧)