中国のポータルサイト・網易は25日、日本と中国の子どもの小遣い事情に関するコラムを掲載し、両国の違いを紹介した。写真は貯金箱。

写真拡大

中国のポータルサイト・網易は25日、日本と中国の子どもの小遣い事情に関するコラムを掲載し、両国の違いを紹介した。以下はその概要。

子どもの小遣いが欲しいと気持ちは万国共通である。中国では裕福な家庭とそうでない家庭の差は大きく、私が中学生のころ、クラスにお金持ちの家の子どもがおり、毎日大金を持って登校していたことがとてもうらやましかった。私と同じ気持ちになったことがある人も少なくないと思うが、中国の学校で見られる富をひけらかす風潮は良い傾向とは言えない。

では、お隣の日本ではどうだろうか?。中国と同じような、学校内で富をひけらかす子どもはいるのだろうか?

日本の義務教育期間は給食があり、交通費も親が管理するため、一般的に小遣いがもらえるようになるのは小学校に進学してから。日本の博報堂の2016年のデータによると、1カ月の小遣いの平均額は、小学校低学年が507円、中学年が648円、高学年が898円だった。金額だけ見ると、中国でもっと多くもらっている小学生は少なくない。

なぜ日本の小学生の小遣いは少ないのか?。日本人は貧乏なのか?。当然違う。日本では金持ちの家でも子どもに多くの小遣いを与えるケースは少ない。これにより、子ども同士の比べ合いや子どもが引け目を感じることも少なくなる。子どもに正しい金銭感覚を持たせる良い習慣作りに役立つのだ。

日本の親は子どもの自立心を育てることに重きを置いている。そのため小遣いの管理を任せたり、お手伝いすることで小遣いをあげることもある。

子どもが高校生になっても小遣いは数千円程度で、子どもたちは自分が欲しいものを買うためにアルバイトをする。日本で高校生がアルバイトすることは珍しいことではないが、中国では勉学とアルバイトの二足のわらじを履くことは家庭環境が良くないとみられがちだ。

日本では仮に家庭環境が良くても、他の子どもと同じように電車に乗って登校したり、自転車や徒歩で登校する。親は子どもにより良くより多くのものを与えようとするものだが、与え過ぎることは子どものためにはならない。(翻訳・編集/内山)