2年前、東京・江戸川区で発生した女子高生殺害事件について、東京高等裁判所の岡口基一裁判官が自身のツイッターに書き込んだ内容をめぐり、遺族が「被害者の尊厳への配慮が全くない」として抗議する文書を裁判所に提出したことが分かった。NHKニュースが報じた。

 抗議を受け、書き込みはすでに削除された。女子高生の両親は「被害者の尊厳への配慮が全くなく、ちゃかしていると感じる書き込みで、強い憤りを覚える」として、26日、東京高等裁判所に処分を求める文書を提出した。東京高等裁判所の事務局長は、「文書の内容を精査し、事実関係を確認したうえで適切に対処したい」とコメントしている。

裁判官が女子高校生殺害事件をツイート 遺族が抗議(NHKニュース)