[写真]バレーボール・新リーグはV.LEAGUEに。(左から)日本バレーボールリーグ機構の嶋岡健治会長、清水邦広選手、黒後愛選手、石井優希選手、高松卓矢選手、元全日本選手の大林素子さん

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バレーボール新リーグの「名称とロゴデザイン」発表

 2018年秋に開幕するバレーボール新リーグの「名称とロゴデザイン」が発表された。名称は「V.LEAGUE」。新しく生まれ変わるために「VOLLEYBALL」の「V」に改めて着目し、その「V」を頭文字とする「VISIONARY」「VIVID」「VALUE」「VITALITY」「VIBRANT」「VOICE」「VICTORY」という価値を表現した。新ロゴには「『つなぐ』というバレーボールだけが持っている価値も込めた」と日本バレーボールリーグ機構の嶋岡健治代表理事会長。会見にはゲストとして清水邦広(パナソニック)、高松卓矢(豊田合成)、石井優希(久光製薬)、黒後愛(東レ)も出席。「『V』が強調されていてハートにも見えるし、すごくいいと思います」と清水。選手たちも気に入った様子だった。

地域に根ざすリーグに

 「つなぐ」には、チームと本拠地を置く地域、ゲームを開催する地域を“つなぐ”、選手と地域の人たちやファンを“つなぐ”思いも込められている。新リーグではホームゲームの運営はチームに任せられるという。

 「『V.LEAGUE』の一番のポイントはチームの所在地・地域とどれだけ一緒になってできるか。自治体と連携を取りながら地域を盛り上げていく、試合を活性化していくことを中心に考えていただきたい」と嶋岡会長は強調した。

 大阪が本拠地である清水は、「パナソニックパンサーズは枚方で活動しているので、地域を活性化してホームゲームを盛大にできるように頑張っていきたい。そのために選手が地元のイベントにも出て、いろんな方に興味を持ってもらえるようにすることも大事。そうしてファンを多くつかんで応援していただける人を増やしていきたいと思います」。

 佐賀県鳥栖市がホームで兵庫県神戸市を練習拠点とする久光製薬の石井優希も「新しいリーグになると地域との交流が必要になってきます。ファンとの交流やファン感謝祭も増やしたい」と地元やファンとの関わりの必要性を挙げた。

選手に聞く新リーグへの意気込み

 ■清水邦広(パナソニック 大阪府枚方市)価値のあるリーグなので、まずは結果を残すことが大事。「初代チャンピオン」になり歴史に名を刻むチャンスでもあるので、そこに向けて頑張りたい。気迫のあるプレー、あきらめないところを見せたい。そういう姿から感動が生まれると思うので。

 ■高松卓矢(豊田合成 愛知県稲沢市)バレー界に変化は必要。個人の人気だけでなく、Vリーグ、バレーボールというスポーツを人気にすることが大事。サントリーのナイトゲームやお酒の販売のような試みをリーグ全体で足並みを揃えてやりたい。若い子たち、小中高生に夢と希望を持ってもらいたい。尊敬してもらえるようなプレーをしたい。

 ■石井優希(久光製薬 佐賀県鳥栖市・神戸市)バレーも変わっていく、これからが楽しみ。チームやVリーグ機構にまかせきりではなく、自分たちで変えていかないといけないと思う。新リーグは東京五輪に向けての強化の場でもあるので、しっかり勝ちにこだわって、レベルアップできるよう精進していきたい。

 ■黒後愛(東レ 滋賀県大津市)お客さんが見ていて盛り上がれるリーグにしたい。ファンの方が選手を近くに感じられるように関わりを大切にしていきたい。選手のことをもっと知ってもらってもっと発信してもらえるようなリーグにしていきたい。19歳なので「元気なプレー」「若さのプレー」で頑張りたい。

各ディビジョンについて

 Vリーグ機構が定めた「2018-19新リーグライセンス基準」による審査で決定されたライセンスによってチームは各ディビジョンに振り分けられる。1部の「V1」は男子10チーム、女子12チーム。「V2」は男子9チーム、女子9から10チーム。「V3」は男子4〜7チーム。

■男子ライセンス取得状況(2017年12月現在)
【S1】
1 東レアローズ
2 豊田合成トレフェルサ
3 ジェイテクトSTINGS
4 サントリーサンバーズ
5 パナソニックパンサーズ
6 堺ブレイザーズ
7 JTサンダーズ
8 FC東京
9 大分三好ヴァイセアドラー※
10 VC長野トライデンツ※
11 つくばユナイテッドSun GAIA ※

【S2】
1 富士通カワサキレッドスピリッツ
2 大同特殊鋼レッドスター
3 トヨタ自動車サンホークス
4 警視庁フォートファイターズ※
5 埼玉アザレア※
6 東京ヴェルディ※
7 きんでんトリニティーブリッツ※
8 長野GaRons ※

【S3】
1 近畿クラブスフィーダ※
2 兵庫デルフィーノ※
3 奈良NBKドリーマーズ※
4 東京トヨペットグリーンスパークル※
(審査中)
1 ヴォレアス北海道
2 ヴィアティン三重
※印は一部条件付きライセンス認可

■女子ライセンス取得状況(2017年12月現在)
【S1】
1 NECレッドロケッツ
2 久光製薬スプリングス
3 日立リヴァーレ
4 JTマーヴェラス
5 トヨタ車体クインシーズ
6 東レアローズ
7 デンソーエアリービーズ
8 上尾メディックス
9 岡山シーガルズ
10 PFUブルーキャッツ
11 KUROBEアクアフェアリーズ
12 JAぎふリオレーナ※
13 フォレストリーヴズ熊本※
14 ブレス浜松※

【S2】
1 大野石油広島オイラーズ
2 トヨタ自動車ヴァルキューレ
3 柏エンゼルクロス
4 群馬銀行グリーンウイングス
5 プレステージ・インターナショナルアランマーレ
6 GSS東京サンビームズ※
7 大阪スーペリアーズ※

【S3】
(審査中)
1 (新規申請チーム)
※印は一部条件付きライセンス認可