ファンに手を振り場内を一周する大谷(撮影・棚橋慶太) 

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 日本ハムからポスティングシステムを利用しエンゼルスへ移籍した大谷翔平投手(23)が25日、札幌ドームで公開記者会見を行った。来場した1万3000人のファンが見守る中、英語でスピーチを行い、スタンドは大盛り上がり。会見後にはエンゼルスのユニホーム姿も披露し、栗山英樹監督(56)に感謝の思いを込めて真っすぐを投げ込んだ。

 濃紺のスーツに紫のネクタイ姿でグラウンドに現れると、スタンド、グラウンドのファンから万雷の拍手を浴び迎えられた。そして席上での第一声。「Long time no see, I’m Shohei Ohtani」。すかさずエンゼルスに同行する水原通訳が「みなさんおひさしぶりです。大谷翔平です」と訳すと爆笑に包まれた。

 12年1月に行われたダルビッシュのメジャー挑戦会見の1万811人を上回るファンが集まった。「これだけの人に来てもらって、僕が入団した時にはなかった後押しだと思っている」と感謝した大谷。そして「今までお世話になった人の思いを一緒にプレーに乗せて一生懸命頑張りたいと思う」と決意をにじませた。

 会見後は、新背番号17が入ったエンゼルスのユニホームに袖を通し、栗山監督へ「エンゼルス・大谷」としての第1球を投げ込んだ。その後、指揮官が「世界一の選手になると信じている」と書いた投手プレートを贈られ、近藤からは花束を贈呈された。この日着たユニホームをプレゼントされた栗山監督は「世界一になるために本人が怒るとしても大切なことは伝える」と、今後もLINEで忠言することを明かした。

 「アメリカでもっと強く、そして成長できるような気がしています。エンゼルスでお世話になるので、そこで一生懸命、一日一日頑張っていきたいと思っています」と大谷。二刀流で活躍し、チームをワールドチャンピオンへ導く。第二の故郷・北海道での後押しを受け、世界の舞台へ飛び込む。