12月29日(金)よりdTVオリジナルドラマ「不能犯」第2話が配信

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12月22日から、映像配信サービス「dTV」で配信がスタートしたdTVオリジナルドラマ「不能犯」。そして第2話が12月29日(金)より配信される。

【写真を見る】40歳でも永井大はやっぱり肉体派!?

同作は、グランドジャンプ(集英社)で連載中の人気コミック「不能犯」の原作屈指の衝撃エピソードを完全映像化。“思い込み”や“マインドコントロール”で人を殺せる不気味な能力を駆使して、ターゲットを確実に死に至らしめる殺し屋・宇相吹正(うそぶきただし)を松坂桃李が演じている。

対して、宇相吹の能力が唯一効かない天敵の刑事・多田友子を演じているのは、自身初の刑事役に挑戦している沢尻エリカ。

そして、第2話「賭ける男」のダイジェスト映像が公開された。第2話では、ある日、サラリーマンの桜井(永井)は同僚と買った宝くじが当たっていると知る。しかし、同僚からは「間違いじゃないですか?」と冷たくあしらわれる。

そんな中、同僚は恋人に「行きたかったんだろ?世界一周」と電話で楽しそうに話しているのを桜井に見られてしまう。病魔と闘う一人息子がいる現状を同僚は知りつつも、しらを切る姿に怒りと憎しみが込み上げてきた桜井は、宇相吹正(松坂)に同僚を殺してほしいと依頼する。

永井大が1児の子供を持つ家族思いの父親を熱演しており、実際に2017年5月に男の子が誕生し、本当の父親になった永井と内藤瑛亮監督が対談を行った。

――今回、役の話が来た時に率直にどう思われましたか?

永井:一番最初に台本を読んだときに頭に浮かんだのは「笑ゥせぇるすまん」。良いことと悪いことのラインがすごく見えやすいドラマで、人生って一歩間違えたらこうなってしまうんだろうなとか、そういうことを考えさせられた内容でした。

監督から今回の役どころは良いパパと聞かされましたが、子供の医療費を稼ぐためにギャンブルに走ってしまったり、いわゆる理想の良いパパっていうわけでもないと思うんです。ごく普通の家庭の父親が家族には見せない一面を持っていたという事を伝えられたらと思って演じました。

あと、最近の撮影では血のりはあまり使わないことが多いんですが、この作品ではこれまで経験したり見た事がないくらいの大量の血のりが使われていました。「あっ、この作品はこういう感じなんだ」というのが初日に分かりました(笑)。

監督が「(血を)もうちょっと増やそう、もうちょっと増やそう」ってどのくらい増やすのかなって。まぁト書きには“血の海”って書いてありましたけど(笑)。

内藤:忠実にね(笑)。

――監督は現場での雰囲気を感じて作り上げていくスタイルですか?

内藤:そうですね。僕からの意見はもちろんあるけど、永井さんからも「ここはこうしたらどうですか?」っていう意見ももらって。

例えば、競馬をやり切ったあとに袋をクシャクシャにするっていう場面があったんですけど、最初のイメージはいくらクシャクシャにしてもいいように何個も袋を用意していたんですが、永井さんからは「もうそこまでする力はないんじゃないか?」っていう考え方を伝えてもらって。力なくクシャクシャってやった方が、彼の持つ絶望感や虚脱感は醸し出せるかもっていう意見はすごくありがたかったです。

イメージは僕から伝えて、それを永井さんが広げてくれるみたいな。

――他に撮影の裏話があれば教えてください。

内藤:永井さんが飛び降りるシーンで、落ちるシーンはスタントマンなんですが、ギリギリの高いところまで上がるシーンはご本人にやってもらいたくて。それが飛び降りる高さが2段目まであるんですが、危ないので1段目まででいいですよと伝えたのに、ご本人の意思で2段目まで上がってもらって…。結果、本人がその場に上がることで役の緊張感も伝わる映像になったので、そこは永井さんにありがたかったかなって今思いますね。

――永井さんは高いところは平気なんですか?

永井:そうですね、ここでスタントマンなしで落ちたっていいかなってちらっと思っていたり…(笑)。やっぱり見ている側も、引きの画でそこまでの高さまで立ってる姿を見せた方が緊張感もでるかなと思って。まぁ本当に落ちたかったんですけど(笑)。

――2017年はどんな1年でしたか?

永井:年の頭から舞台やいろんなお仕事をやらせてもらった1年でした。そのなかで子供も5月に生まれ父になり、実際に親になってから演じる父親役というのも違いますしね。

来年僕は40歳になるんです。世間一般で言ったら折り返しの歳になるので、そこはやっぱり30歳を迎える時の気持ちとは違いますよね。体作りもそうですし、全てメンテナンスをしながら新しい自分を作っていく第一歩にしたいですね。

フルマラソンだと、30kmから37〜8kmの間って結構しんどいなって思ったりするんですけど、これが40kmになったら残り2kmとかになって、あれ意外といけるなこれみたいな、もうそういう歳って事ですよね(笑)。

――第2話の見どころは?

永井:この家族が一体どうなるのかという事が軸としては見どころの一つですが、演じた役の桜井という男がどの人生を選ぶのか、どちらに転がっていくのか。また不気味な男、宇相吹とどう対峙していくのかも見どころの一つだと思います。

内藤:第2話では、プラシーボ効果の実験シーンがあるんですが、実験を受ける役者さんが日本語が全く分からない外国の方だったので、ずっと僕はグーグル翻訳を頼りながら「トゥエンティ―セカンズ、ユー、ゴー、ダイ」(20秒後、あなた死ぬ)みたいな感じでたどたどしく英語で会話して、早めに死んじゃうと「ノット、ダイ!」(死なないで!)って言ったりして…。まぁ撮影後にはその外国人俳優は「グッド・ダイ!」と笑顔で帰っていきました(笑)。

永井:まぁ僕は“ナガイ、ダイ”(永井大)ですけどね(笑)。(ザテレビジョン)