華麗な演技を見せる樋口新葉(撮影・高部洋祐)

写真拡大

 「フィギュアスケート・メダリスト・オン・アイス」(25日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 全日本選手権上位選手によるエキシビションが行われ、4位に終わり平昌五輪代表を逃した樋口新葉(16)=東京・日本橋女学館高=も登場。インタビューでは五輪を逃した悔しさがこみ上げてきたのか涙を浮かべた。

 樋口は女子の2枠目を坂本と争ったが、国際大会での実績で上回りながらも今大会で表彰台を逃したことが響き、初の五輪出場はならなかった。エキシビションでは「ハレルヤ」での演技を披露し、「フリーの前日に足を痛めたのでジャンプをやめようかなとも思ったんですが、ジャンプがなくてもできる演技をしました」と話した。

 インタビュアーを務めたバンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔氏から世界選手権の代表に選ばれたことについて問われると、言葉を詰まらせながら「日本代表に選んで良かったと思われるような演技をしたい」と、涙をこらえて答えた。続けて来年の目標を聞かれると、「今回、全日本での悔しい思いをしっかり晴らせるような1年、シーズンにしたい」と雪辱を誓った。

 前日の代表発表後、無言で会場を去った樋口は、直後に自身のツイッターを更新。「何があっても明日は必ずやってくるし、諦めなかったらいつかいいことあるって信じてこの先どんな辛いことがあっても、今日のことがあったから頑張れるって思えるようにこれから倍返しの始まりだ。大変だ、だけど四年もかけてじっくりじっくり煮込むからきっと美味しくなるね」と悔しさをつぶやいていた。